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ザ・ビートルズ・アンソロジーとは、ビートルズ解散後に制作された「アルバム」「ドキュメンタリービデオ」「ドキュメンタリーブック」の3部構成の総称である。 == シリーズ作品 == ;未発表音源集の2枚組CDアルバム3部作。 : *ザ・ビートルズ・アンソロジー1(1995年) : *:新曲「フリー・アズ・ア・バード」などを収録。 : *ザ・ビートルズ・アンソロジー2(1996年) : *:ビートルズとしての新曲「リアル・ラヴ」などを収録。 : *ザ・ビートルズ・アンソロジー3(1996年) : *:新曲の代わりに「ア・ビギニング」がオープニング曲として収録。 ;ドキュメンタリー映像作品(VHS、レーザーディスク、DVD-Video) :当初は8巻セットのVHSとレーザーディスクのみ。日本では2巻セット4種と、全巻セット+スリーブボックス+ペアウォッチのセットが発売された。全巻セットは腕時計代が入っているため、2巻ずつ購入して揃えるよりも割高であった。後にDVD化された際には、2in1の4巻にスペシャル・ボーナス・ディスクの5巻セットで発売された。PCM2.0chの他、Dolby DigitalとDTSの5.1chトラックも含まれ、それに伴い一部の曲のリミックス・ヴァージョンが登場した(「アイ・アム・ザ・ウォルラス」の完全ステレオ・ヴァージョンもこのときに初めて作られた)。 :ビデオ発売に先駆け、約5時間に編集されたものがテレビ放映された。初放映は米ABC放送で、1995年11月20日から3夜連続で放映された。イギリスではITVにて12月に5回に別けて、日本では1995年12月31日18:00~23:30(JST)、テレビ朝日系列を通じて放送されている(『第46回NHK紅白歌合戦』の裏番組)。日本での放送にあたり、テレビ朝日は放映権を1億円で購入したとされ、目標視聴率を15%としていたが、結果は3.3%(ビデオリサーチ・関東地区調べ)であった〔『週刊新潮』1996年1月18日号、50頁。〕。ダイジェストでありながらビデオ発売されたものとは違う映像素材が使われている箇所もある。又、放映国によって編集が違う。特にアメリカで放映されたものは莫大な金額に上った放映権の為CMを増やさなければならず、カットされたパートが非常に多い。 :本編とは別に「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」のビデオ・クリップも放送された。VHSとレーザーディスクには「フリー・アズ・ア・バード」のみ収録。DVDに追加された「リアル・ラヴ」は再編集されたものだった。 : * ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.1&2 : * Vol. 1 ザ・ビートルズ誕生 1940.7 - 1963.3 : * Vol. 2 イギリスでの成功 1963.3 - 1964.2 : * ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.3&4 : * Vol. 3 アメリカ上陸 1964.2 - 1964.7 : * Vol. 4 世界制覇へ 1964.8 - 1965.8 : * ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.5&6 : * Vol. 5 栄光と狂乱 1965.8 - 1966.7 : * Vol. 6 レコーディング革命 1966.7 - 1967.6 : * ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.7&8 : * Vol. 7 愛こそすべて 1967.6 - 1968.7 : * Vol. 8 ビートルズ解散 1968.7 - 解散 : * ザ・ビートルズ・アンソロジー DVD BOX ::上記の全巻と特典映像が収録されたボーナスディスクのボックスセット。DVD版はセット販売のみ。 ;ドキュメンタリー単行本 :『THE BEATLESアンソロジー』 - The Beatles Anthology(2000年、リットーミュージック。ISBN 4845605228) :アンソロジー・プロジェクトの書籍版で、プロジェクト/シリーズ中、最後にリリースされた作品であり、2000年10月5日に、13カ国語版ともに世界同時発売された。唯一の公式な自伝といえる作品。各年代のメンバーの発言を中心に、貴重な未発表写真などを加え編集されている。無名時代から絶頂期、解散に至るまでの経緯がメンバー自身の言葉で語られている。日本語版の監修・翻訳はザ・ビートルズ・クラブ(BCC)が担当した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザ・ビートルズ・アンソロジー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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