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ザーヒル・タタール : ウィキペディア日本語版
ザーヒル・タタール

ザーヒル・タタール(? - 1421年)は、エジプトブルジー・マムルーク朝の第7代スルターン(在位:1421年)。
初代スルターンのバルクークからマムルーク朝に仕えた有力なマムルーク(奴隷)で、1421年に10歳のムザッファル・アフマドという幼主が即位すると、アフマドの生母と結婚して摂政となった。だが、専横が過ぎたために周囲からの反発を買って反乱が発生する。タタールは反乱を鎮圧すると、アフマドを廃して幽閉し、さらにその生母とも離婚して自らスルターンに即位した。
だが、同年のうちに離婚したアフマドの生母によって暗殺されたという。
== 関連文献 ==

*「エジプト・マムルーク朝」(近藤出版社)
*「イスラム事典」(平凡社)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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