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シモフリシメジ
シモフリシメジ(霜降占地、学名 ''Tricholoma portentosum'')は、キシメジ科キシメジ属に属するキノコの一種。北半球の温帯以北に分布し、針葉樹林などで晩秋に生える。中形から大形で、食用として人気がある。フユシメジやシモモグリとも呼ばれる。 == 形態 == かさの径3–10センチ、全体の高さ5–12センチほどになる。かさは半球形からほぼ平らに開き、湿っているときには弱い粘性があり、淡い灰白色ないしクリーム色の地に、放射状に密に配列した帯青黒色の繊維紋をこうむる。肉は堅く締まり、くすんだ白色で、傷つけても変色することなく、味もにおいも温和である。ひだは柄に湾生ないし離生しており、やや疎で幅広く、淡いクリーム色を呈し、縁はときに鋸歯状をなす。柄はほぼ上下同大(発生地が落ち葉などで厚く覆われている場合は、しばしば柄の基部が細まる)で長さ50ミリ–15センチ、太さ1–2センチ程度、かすかにクリーム色を帯びて平滑、中実である。 胞子は広楕円形ないし類球形で無色かつ平滑、しばしば1個から数個の油滴を含むことがある。かさの表皮は、かさの表面にほぼ平行に並んだ匍匐性菌糸で構成されており、菌糸にはかすがい連結を持たない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シモフリシメジ」の詳細全文を読む
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