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シャマシュ : ウィキペディア日本語版
シャマシュ

シャマシュ (Shamash, šamaš、シュメール語: - Utu) は、メソポタミア太陽神〔『オリエントの神々』〕〔『西洋神名事典』〕。月神(シュメール: ナンナ/アッカド: シン)と葦神の子〔。
配偶神はシェリダ。また、イナンナの兄にあたる〔『神の文化史事典』118頁(「ウトゥ(シャマシュ)」の項)。〕。
== シャマシュ信仰 ==
マシュ山のそばにある東の門から現れて全てのものを照らし、旅人とともに天空を横切り、西の門より天の奥に帰り休憩をし、翌朝再び東の門から現れるという。主に肩から太陽光線を放ち、ノコギリ状の剣を持ち髭を蓄えた男性として表される〔。
ラルサ市やアッシュール市には、シャマシュを祀るための神殿が建設されており、正義の神、季節を司る神、そしてしばしば戦争の勝利と敗北を決定する神として崇められた。バビロニアではハンムラビ法典がシャマシュ神よりハンムラビ王に与えられたとされるなどの説話があるように正義と裁判を司る〔。アッシリアでは有翼円盤をシンボルとして描かれ、戦争を描いた浮き彫りで空から戦場を見下ろす様が描かれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シャマシュ」の詳細全文を読む



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