|
シャムバラ (Śambara)またはシャンバラとは、インド神話に登場するアスラ神族の名。同名のものが2柱あるが、両方共本項で説明する。なお、ヒンドゥー教、チベット密教における「理想郷」であるシャンバラとは異なる。 1柱目の説話 :シャムバラは、強大な力を持ったアスラの王であった。「リグ・ヴェーダ」においては100の都市を支配し、それらの都市にはそれぞれアシュヴァマイー、アーヤシー、シャタブジーなどの要塞があったという(「リグ・ヴェーダ」1・8)が、最後はシヴァに殺された。 2柱目の説話 :シャムバラは、ヒラニヤークシャの子としてアスラ神族のダイティヤ族に産まれた。兄弟にシャクニ、ドヴィムールダー、シャンク、アーリアがいた。シャムバラは魔法を自在に操る力を持っていたが、クリシュナの子プラディーユムナ(Pradyumna)に殺された。 == 参考文献 == *菅沼晃編 「インド神話伝説辞典」東京堂出版、1985,p177(「シャムバラ」). 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャムバラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|