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しゃもじ(杓文字)は、飯をすくったり混ぜたりするのに使用する杓子〔意匠分類定義カード(C6) 特許庁〕。前者の用途としては飯を炊飯器・おひつなどから食器に取り分けるために用いる。また、後者の用途としては寿司飯を作る際に酢と飯を切り混ぜたり、混ぜご飯にかやくを混ぜ込む時などに用いる。飯杓子ともいう〔。 == 形状 == 先端が楕円形に広がったへら状になった薄板で、材質は伝統的に木や竹であったが、現在では合成樹脂などといった硬いがやや柔軟性のある素材でも作られる。 日本の米(ジャポニカ米)の性質上、炊いた米(飯)は粘着性を持つためにしゃもじには米粒がくっつきやすく、寿司飯を作る場合等に作業の妨げになる。これがくっつかないようにするためにはあらかじめ木製のしゃもじを水につけておくなどの工夫がされる。 合成樹脂製のものでは、米粒がくっつきにくいしゃもじが発売されているが、これはへら部の表面に小さな突起を多数つけるという加工(エンボス加工)をすることにより、米粒との接触面積をできるだけ少なくし、粘着しづらくするという工夫がされたものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「しゃもじ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shamoji 」があります。 スポンサード リンク
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