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シュタールヘルム : ウィキペディア日本語版
ヘルメット (ドイツ軍)

ドイツ軍のヘルメット(ドイツぐんのヘルメット)は、20世紀以降ドイツ軍で使用された戦闘用ヘルメットについて述べる。
一般的に、プロイセン王国時代から第一次世界大戦頃まで汎用されたピッケルハウベ(Pickelhaube、革製の角付ヘルメット)と、その後導入され、第二次世界大戦後まで広く使用されたシュタールヘルム(Stahlhelm)が有名で、共に各時代の「ドイツ軍」や「ドイツ兵」の象徴とされている。他国では、この2つの言葉はドイツ語の原語のまま「ドイツ軍のヘルメット」を指す固有名詞として用いられている。
== 変遷 ==

=== 第一次世界大戦前 ===

帝政ドイツでは、建国以来陸軍のヘルメットはピッケルハウベ(Pickelhaube、槍付き兜)が用いられてきたが、第一次世界大戦における塹壕戦で、革製のピッケルハウベでは砲弾の破片などから頭部を守ることができず、頭頂部の金属製スパイクが遠距離からも目だって狙撃の標的になりやすいなど、近代戦の戦場に著しく不向きであることが判明した。ドイツ帝国軍では新型の鉄製ヘルメットの開発に着手し、1916年にいわゆるシュタールヘルム(Stahlhelm)が完成した直後から、急速にピッケルハウベを更新していった。1916年型に続いて、大戦末期には小改良型である1918年型が導入された。「''Stahlhelm''」というドイツ語の単語は英語の「''Steel Helmet''(鋼鉄の)」に相当し、鉄製の軍用ヘルメット一般の意味である。シュタールヘルムはその形状が類似していたことから、「石炭バケツ」とも通称された。

File:Bismarck pickelhaube.jpg|ピッケルハウベを着用したオットー・フォン・ビスマルク
File:Brow-armor.jpg|1918年型ヘルメット。両側面に飛び出ているリベットは、換気穴と装甲板増設用ピンとを兼ねている。
File:WWIposter9.jpg|義勇軍への参加を呼び掛ける1918年のポスター
File:独逸帝国鉄帽.jpg|青島攻略戦において大日本帝国陸軍に鹵獲されたヘルメット
元寇史料館


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヘルメット (ドイツ軍)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stahlhelm 」があります。



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