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シュラト : ウィキペディア日本語版
天空戦記シュラト[てんくうせんきしゅらと]

天空戦記シュラト』(てんくうせんきシュラト)は、タツノコプロ製作による日本テレビアニメ1989年4月6日から1990年1月25日まで毎週木曜19:00 - 19:30の時間帯においてテレビ東京系列で放送された。全38話(+総集編2話)。また、ダイジェスト版のOVA「天空界メモリアルズ」と新ストーリーのOVA「創世への暗闘」がそれぞれ6巻出版されている。
2003年に、バンダイビジュアルから「天空戦記シュラト MEMORIAL BOX」全2巻発売(OVA「創世への暗闘」のみ未収録)。
== 概要 ==
異世界で「神甲冑(シャクティ)」という鎧を装着した多くの若者が入り乱れて激闘を繰り広げる、異世界ファンタジーや青春群像劇の要素を持つ格闘アクション作品。
1986年から足掛け3年にわたりテレビアニメが放映され商業的に大成功した『聖闘士星矢』の影響下にある、いわゆる“バトルスーツもの”“装着もの”の「美少年アニメ」として、前年の1988年サンライズが制作した『鎧伝サムライトルーパー』などと共に知られる作品であり、奥田万つ里のデザインによる多数の美形キャラクターが女性層を中心として人気を集めた。
本作の物語世界は密教インド神話をモチーフとしており、作品の主柱が東洋的な世界観で構成されていることが最大の特徴である。こうした設定を構築したのはシリーズ構成担当の小山高生の門下筋になる脚本家あかほりさとるで、制作会社のタツノコプロから「『孔雀王』とかが流行っているから、密教モノで頼む」と企画を依頼されたものの、「似たようなものだろう」と考えて密教の本と一緒にインド神話の本を買って参考資料にした結果、インド神話が主要モチーフとなった〔『この人に話を聞きたい』p.204〕。
こうしてインド神話をベースとした“バトルスーツもの”として作品の制作に取り掛かっていたあかほりに、メインスポンサーのバンダイから、「ミニ四駆が流行っているから、『シュラト』にミニ四駆を入れるように」という指示がなされた。当初あかほりは反対したが、結局プロデューサーの指示により実現となった。あかほりは本作で「作品には商品ありき」ということを悟ったという〔『この人に話を聞きたい』p.205。〕。
密教を扱った作品ということから、「宗教団体からのクレームで打ち切り」という噂が流れ、その噂がラジオ番組で話題になったことから、タツノコプロには実際に一部のファンから「残念です」などの手紙が送られてきた。実際には、そうした団体などの抗議はなく、当然ながら終了の理由は宗教的なものではない〔「シュラト打ち切り説の出どころと真偽」『アニメディア』1989年9月号、学習研究社、p.126。〕。
タツノコプロ以外の参加スタッフには、演出に日下直義、加戸誉夫、村山靖、作画にはばらのぶよし高見明男(共に作画監督)と、葦プロダクションゆかりの面々が多く見受けられる。同社は外注の録音制作としてクレジットされているが、実制作も受け持っていたうえ、はばらが一部のデザイン作業も担当している〔2011年9月4日のツイート - 羽原信義@EXODUSっ!!〕。
作画品質については放映開始当初はおおむね高水準で維持されていたが、2クール終了直後から海外への外注が増加し、それと共に後年のアニメで俗に「作画崩壊」と称される状態と同様の急激な品質悪化が露呈する事態となった〔『アニメ・ヴォイス大事典 下』. 飛天出版, 1999年、p.51。〕。アニメ雑誌への版権イラストは主に奥田が手掛けたが、「月刊ニュータイプ」の記事では、本作とは直接的な関わりのなかった菊池通隆が多くの版権イラスト原画を担当した〔菊池通隆は、むしろ前年の『超音戦士ボーグマン』で本作演出陣と同じく葦プロとの関係があった。〕。その流れから、最終話では菊池が作画監督を担当している。
声優1987年の同制作会社作品で西久保瑞穂監督作品の『赤い光弾ジリオン』で主役3人組を担当して好評を博した関俊彦井上和彦水谷優子が本作でも起用され、それぞれメインキャラクターを担当した。そしてガイ役には初レギュラーとなる子安武人が抜擢され、名を馳せることとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「天空戦記シュラト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Legend of Heavenly Sphere Shurato 」があります。



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