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『シルバー事件』(シルバーじけん)はグラスホッパー・マニファクチュアが制作した、PlayStation用アドベンチャーゲーム。1999年10月7日発売。ディレクターは同社代表の須田剛一。 本作と携帯コンテンツ『シルバー事件25区』はニンテンドーDSに移植される予定だったが、後に須田が発売中止を明言した〔〕。 2008年12月10日からはゲームアーカイブスで配信が開始された。 ファミ通文庫からノベライズ版「case#4.5」が刊行されている。 == 物語 == 街の陰謀を巡るミステリであり、それぞれ個別に主人公が存在するとの2サイドから成る。前者が本筋で、後者は前者を別の視点から考察するような構成になっている。プロローグとエピローグを除き、編のシナリオを一つクリアすると次の編のシナリオと、クリアしたシナリオに対応する編のシナリオが出現する。編は必ずしもクリアする必要は無いが、前述の通り物語の全貌を解き明かす上で重要となる。 ; : 市場経済主導型社会主義国家「カントウ」の中心部である新興都市「24区」の警察署、24署の凶悪犯罪課を舞台とする。 : 24区で伝説となっている事件「シルバー事件」の犯人、ウエハラカムイが収容中の病院から脱走した。カムイ捕獲に向け出動した公安特殊部隊の一員である主人公はその後凶悪犯罪課に配属され、その面々と共に奇妙で不条理な数々の事件と遭遇する。 ; : 24区に住むフリーライター、モリシマトキオは幼少時の記憶を持たない。郊外のマンションでペットの亀と共に自堕落な生活を送っていたが、ある日かつての職場の上司から伝説の犯罪者ウエハラカムイについて調査するよう依頼される。時を同じくし、カムイが収容中の病院から脱走。公安特殊部隊の隊員数人を殺害、市街地に潜伏する。 : その後トキオは深夜、閉店後のショッピングセンターでウエハラカムイと邂逅。以来、彼は自分の中で誰かが囁くような声を聴くようになる。 基本的にはウエハラカムイと伝説の事件「シルバー事件」の謎を解き明かしていく過程を描いたものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シルバー事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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