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シンクイムシ(芯喰い虫)は鱗翅目のうち、果実や野菜、樹木の芯を食べる、主にメイガ科(暝蛾 Pyralidae)などの幼虫を指す俗称。他にもツトガ科 Crambidaeやハマキガ科 Tortricidaeなど。農業及び林業に影響を与える害虫として扱われる。ヤマメ・イワナ・ニジマスなどの渓流釣りの釣り餌として使われている。 == 種類 == *ハイマダラノメイガ(ダイコンシンクイムシ)''Hellula undalis'' (Cabbage Webworm 、 Old World Webworm) - 大根やキャベツなどアブラナ科の若芽を食害する〔http://www.pref.aichi.jp/byogaichu/seitaitoboujyo/yasaikyoutuu/yasai-haimadarano.html〕。 *ナシヒメシンクイ ''Grapholita molesta'' (Oriental Fruit Worm 、 Peach Worm) - 梨や桃の果実を食害する〔http://www.pref.aichi.jp/byogaichu/seitaitoboujyo/2-nasi/nasi-nasihime.html〕。 *ハチノスツヅリガ(蝋虫、ワックスワーム)''Galleria mellonella'' (Waxworm) - 蜂の巣に寄生して蜜蝋を食い荒らす養蜂の大害虫として有名なツヅリガ亜科のガ *アワノメイガ(もろこし虫、コーンワーム)''Ostrinia furnacalis'' (Asian corn worm) - トウモロコシの大害虫として有名なアワノメイガ属のガ *ヨーロッパアワノメイガ(ヨーロッパもろこし虫、ヨーロッパコーンワーム)''Ostrinia nubilalis'' (European corn worm) - トウモロコシの大害虫として有名なアワノメイガ属のガ *ノシメマダラメイガ(地方によって、これを「こくぞうむし(穀象虫)」ともいうが、コクゾウムシはカブトムシやコガネムシの仲間の鞘翅目であり別種)''Plodia interpunctella'' (Grain worm) - 植物油脂が豊富な種子を食害する害虫として知られ、玄米の胚芽部と糠層を食害したり、チョコレートをも食害する。主食である稲(米)を食い荒らす事から「米食い虫」の異名が付けられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シンクイムシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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