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「シンク・トワイス」(=考え直して)は、セリーヌ・ディオンのアルバム『ラヴ・ストーリーズ』からの4枚目のヒットシングル。1994年7月18日に北米で、同年10月にイギリス、オーストラリア、日本で、1995年2月にその他各国で発売された〔The Colour of My Love 〕。ロックに影響された編曲のほか、ディオンの曲としては珍しくの演奏するギターソロを取り入れている。作曲は、10年前にやピート・シンフィールド(ロックバンド「キング・クリムゾン」の旧メンバー)と共にヒット曲を数多く世に送り出したイギリスの作曲家。 == 概要 == それまでイギリスにおいてディオンといえば「ユーロビジョン・ソング・コンテスト1988」で優勝した実力派歌手として知られていたが、この曲によってディオンの知名度はさらに上がり、多くのファンを獲得した。 この曲はディオンの曲としては珍しく、アメリカよりもヨーロッパやオーストラリアでヒットし、特にこの後人気が火が付くイギリスにおける成功が顕著であった〔UK Charts - top 100 selling singles 〕。ただ、3年後に「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が爆発的大ヒットした影響で、この曲はやや影が薄くなっている。 ミュージックビデオは2本存在する。1本目は1994年8月に公開されたもので、モデルとしてスティーヴ・サンタガティが出演している。2本目はイギリスでの大ヒットを受けて同年11月に新たに制作された特別版である。2本目のビデオはイギリスのテレビ番組トップ・オブ・ザ・ポップスで放映された。 このシングルのカップリングには、当時世界中でセールス中だったディオンのフランス語アルバム『フランス物語〜セリーヌ・ディオン、プラモンドンを歌う』の収録曲が多く充てられた。世界各地で発売されるディオンのシングルに、フランス語曲がカップリングとして収録されたのはこれが初めてであった。 1995年に開催されたワールド・ミュージック・アワードでディオンはこの曲を歌っている。 ランキングチャートはアイルランド(9週)、イギリス(7週)、ベルギー フランデレン地域圏(5週)、オランダ(4週)、ノルウェー(4週)、スウェーデン(4週)、デンマーク(2週)などヨーロッパ各地で1位を獲得した〔Crossing All Barriers 〕。その他特にオーストラリアでも2位を記録した。イギリスでは123万5000枚というダブルプラチナ認定相当(実際にはプラチナ認定となった)を売り上げた。その他の国でもオーストラリアでプラチナ(7万枚)、オランダでゴールド(5万枚)に認定されている。ニールセン・サウンドスキャンによればアメリカ国内で5万枚を売り上げた。 1995年アイヴァー・ノヴェロ賞最優秀歌曲賞を受賞。 1年前に発売したアルバム『ラヴ・ストーリーズ』はこの頃ランキング圏外になっていたが、シングル「シンク・トワイス」の発売によりアルバムの売り上げを伸ばす結果となった。アルバムはイギリス、アイルランド、オーストラリア、ノルウェー、ベルギー、ギリシャで1位に返り咲いている。 この曲はディオンのいずれもベストアルバム『ザ・ベリー・ベスト』(1999年)のヨーロッパ版とオーストラリア版や『マイ・ラヴ:エッセンシャル・コレクション』(2008年)のヨーロッパ版に収録されている。これら地域限定盤の地域はこのシングルの売上の芳しかった地域である。 1996年にはアラナ・ダンテが、1999年にはマリベル・ゴンザレスが、2005年にはリエル・コレットがそれぞれカバーしている。また、アイドルオーディション番組アメリカン・アイドルではケリー・クラークソンがこの曲を歌唱した。 * 調:ヘ長調(F) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シンク・トワイス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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