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シングルスピード(single speed)とは自転車の一形態である。スポーツ用の自転車で、変速機のないものを指す。 == 概要 == 厳密には多くの軽快車やBMXなどもシングルスピードと言えるが「シングルスピード」という言葉は普通マウンテンバイクやロードバイクなど変速機付きが前提である車種について言い、シングルスピードはその前提に対するアンチテーゼである。 この種の自転車はダイヤモンドフレームのものがほとんどでフリーホイール機能の後輪を持ち、一枚ずつしかない前後のスプロケットがチェーンでつながれている。変速機がなくシンプルな構造をしており非常に頑丈、また安価で軽量。それでいて固定ギアのように扱いにくい事はない。また変速機つきの自転車に比べて同じ距離を走るならばシングルスピードの方が筋力、持久力のトレーニングとして効果が高い。余分なものを持たないシンプルな外見といった長所がある。しかしながら変速機がないので自分の身体に合ったギア比を知っておき、地形に合わせて選択できる事が好ましい。 変速機能のついた自転車と比べると特徴としてはハンドル幅が長く、クロスカントリー競技指向でもダウンヒルやフリーライドで使われるライズバーを装着している事が多い。またクランク長も長めのものを選択している。これはトルクをかける事ができるポジションやペダリングに対応している。 サイクルスピードウェイではこの自転車を使用して競技を行っており、短距離ダッシュを繰り返すためギアをショートにし、ハンドルバーはアップタイプを装着している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シングルスピード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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