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シンザン(1961年 - 1996年)は、1960年代に活躍した日本の競走馬、種牡馬である。史上2頭目、戦後初のクラシック三冠馬。1964年・1965年啓衆社賞年度代表馬。1984年に顕彰馬に選出された。八大競走の勝利数から「五冠馬」と呼ばれる。その走りは「鉈の切れ味」と形容された。 注意:馬齢はとくに断りがない限り旧年齢(数え)での表記とする(一部満年齢の使用箇所あり)。 == 概要 == 戦後期の日本競馬を代表する競走馬で、1964年の日本クラシック三冠馬である。翌1965年に有馬記念、天皇賞(秋)を勝利したため、五冠馬と呼ばれることもある。 デビュー時はあまり期待されていなかったが次第に頭角を現し、クラシック三冠(皐月賞、東京優駿、菊花賞)、宝塚記念、天皇賞(秋)、有馬記念といった当時牡馬が獲得可能なGI級競走をすべて制した。デビュー戦から引退レースまでの連続連対数19は、中央競馬におけるレコードである(ちなみに次点はビワハヤヒデの15連続連対で、連対率100パーセントに限るとダイワスカーレットの12連続連対が次点となる)。「シンザンを超えろ」のキャッチフレーズとともに、このあと長らくシンザンは日本競馬の目標であった。 競走馬引退後は種牡馬となり、ミホシンザン、ミナガワマンナをはじめ、優秀な産駒を輩出。その活躍は当時冷遇されていた内国産馬に種牡馬の道を切り開いたとされる。 種牡馬引退後も1995年にサラブレッドの最長寿記録、1996年には軽種馬の最長寿記録を更新するなど最期まで注目を集めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シンザン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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