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シンタックスハイライト : ウィキペディア日本語版
シンタックスハイライト

シンタックスハイライト: Syntax highlighting)とは、テキストエディタの機能であり、テキスト中の一部分をその分類ごとに異なるフォントで表示するものである。シンタックスカラーリング(英: Syntax coloring)とも。
この機能により、プログラミング言語マークアップ言語といった構造化された言語において、その構造や構文上のエラーが視覚的に区別しやすくなるため、ソースコードの記述が容易となる。エディタによってはシンタックスハイライトと、スペルチェックやコード畳み込みといった、その他の機能を統合して提供するものもある。
== 実用上の特徴 ==
シンタックスハイライトは、特に複数ページにわたるようなコードについて、テキストの可読性を向上させ、文脈をより明瞭にするための手法の1つである。読み手は関心のないコードやコメントを、それが長いものであっても、楽に無視して読むことができる。
また、プログラマがプログラム中の誤りをさがす助けともなる。例えば、ほとんどのエディタは文字列リテラルを地のコードとは異なった色でハイライトする。文字色の対比から、文字列リテラルの区切り記号の忘れを見つけることがより簡単になる。また、多くのテキストエディタには括弧の対応をチェックする機能もある。カーソル位置の括弧のペアを特別な色で表示することで、正しく対応しているかの確認が容易となる。
エディタによっては、色付けの情報を印刷や他のテキスト処理ソフトウェアとの交換に適した形式でエクスポートできるものもある。エクスポート用のファイル形式としてはHTMLや色つきのLaTeXPostScriptRTFなどが使われる。
しかし、シンタックスハイライトには
* 流し読みがしやすくなるので、プログラマはコード全体を理解しようとはしなくなる
* タイポグラフィ上の理由から、ハイライトされたコードはされていないコードよりも実際には判読性が劣ってしまう
という指摘もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シンタックスハイライト」の詳細全文を読む



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