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シンファクシ級潜水空母 : ウィキペディア日本語版
シンファクシ級潜水空母[しんふぁくしきゅうせんすいくうぼ]
シンファクシ級潜水空母(シンファクシきゅうせんすいくうぼ、'':Scinfaxi class submersible carrier'')は、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)のプレイステーション2フライトシューティングゲームACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR』に登場する架空潜水艦
ユークトバニア連邦共和国が建造した戦略級ミサイル潜水空母で、多数の艦載機と戦略兵器を含む各種ミサイル数百発を搭載。随伴艦や衛星管制システムなどによる管制で目標に艦載攻撃機も含めた多面的な攻撃を行う。300m超の全長と、船体と一体化した低いセイルという独特の形状を持つ超巨大潜水艦である。
== 開発経緯 ==
1980年代初頭、イデオロギー対立からオーシア連邦冷戦状態にあったユークトバニア連邦共和国では、当時の仮想敵国であったオーシア連邦と戦略兵器の開発競争を繰り広げていた。同時期にオーシア連邦はSDI計画を進めており、これに対抗する手段として海軍のレオノフ提督が提唱したアーセナルシップ(弾薬庫戦艦)構想が有力視され、本級の建造が計画された。
計画上の本来の設計目的は、ステルス性に優れた本級からのSLBM発射により、SDI計画による複数段階の弾道弾迎撃フェーズの中で、最も初期段階のブーストフェイズでの探知を避け、ブースト・ミッドコースフェイズでの迎撃の困難化を意図したものであったが、1991年9月2日に公表された実証建造艦は、SSBNとしての高い能力に加え、軽空母に匹敵する多数の艦載機の運用能力、大量搭載される各種ミサイルとデータリンク管制によるミサイル巡洋艦を超える制圧力など、単なる戦略原潜の枠に留まらない非常に野心的な設計がなされていた。
9月2日に首都シーニグラードで開催された党大会での実証建造艦の公表以降、ユークトバニア国内ではその新奇性から「新時代の戦艦」として広く喧伝されていたが、当時のオーシア連邦ハワーズ外務大臣は、FCU保有のドラゴネット級戦略原潜(『ACE COMBAT 2』参照)との類似性を指摘し、脅威ではないとしていた。しかし、オーシア連邦も実際には本級の対抗を目的として「アークバード」の開発計画をスタートしている。冷戦状態の中、本級もこういったプロパガンダ合戦に巻き込まれていたが、1990年代後半から両国は融和政策へと転換し冷戦構造は崩壊、二国関係は大きく改善され、2010年の環太平洋戦争での実戦投入まで本級の存在は事実上忘れ去られていた。
しかし、両国が非常に良好な関係を築いていたこの間も、本級の開発はオクチャブルスク市近郊の秘密都市で進められ、初号艦である「シンファクシ」が完成。さらに、艦載機の無人機化と水中射出能力の付加、運用システムの自動化による大幅な省力化、推進器の改良による航続距離の延長等を図った2番艦「リムファクシ」が就役し、この2艦が2010年までに実戦配備された。2番艦以降の本級の就役計画については、環太平洋戦争終結後にオーシア連邦との関係が再び修復されたこともあり不透明である。
※ 本項では便宜上「SSBN(弾道ミサイル原子力潜水艦)」の艦種記号を用いたが、本級の動力については公表されていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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