翻訳と辞書
Words near each other
・ シンプレクティック形式
・ シンプレクティック簡約化
・ シンプレクティック群
・ シンプレクティック行列
・ シンプレックス
・ シンプレックス (カメラ)
・ シンプレックス法
・ シンプロメンテ
・ シンプロントンネル
・ シンベト
シンベリン
・ シンベート
・ シンペイ
・ シンペリプラナー
・ シンボラー
・ シンボリ
・ シンボリインディ
・ シンボリクリエンス
・ シンボリクリスエス
・ シンボリグラン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

シンベリン : ウィキペディア日本語版
シンベリン

シンベリン』(''Cymbeline'' )とは、古いケルト人ブリテン王にまつわるウィリアム・シェイクスピア作の戯曲。「ファースト・フォリオ」では「悲劇」に分類されていたが、現代の研究者たちは「後期ロマンス劇」に分類することが多い。『オセロ』、『尺には尺を』、『冬物語』同様、無垢と嫉妬のテーマが扱われている。さらに、主要な登場人物たちが道徳的・社会的問題に直面することから「問題劇」と言われることもある。創作年代はわかっていないが、1611年には上演されていたと言われている〔Stanley Wells and Michael Dobson, eds., ''The Oxford Companion to Shakespeare'' Oxford University Press, 2001, p. 101.〕。
==材源==
『シンベリン』のプロットはおおまかに、ジェフリー・オブ・モンマスの語った実在のブリテンの支配者クノベリヌスに関する話に基づいていて、そのうえにシェイクスピアは独自のアイディアとサブプロットを付け加えた。アイザック・アシモフは『Asimov's Guide to Shakespeare』の中で、『シンベリン』の中の継母/娘/継子の面には、ローマ皇帝アウグストゥスの実際の(あるいは想像される)境遇との間で興味深い対応があることを指摘している。ヤーキモーの賭け、こっそり隠れてイモージェンの部屋の情報を集めるくだりについては、ボッカッチョデカメロン』第2日第9話から引いてきたとも言われる〔F. D. Hoeniger, "Two Notes on Cymbeline," ''Shakespeare Quarterly'', Vol. 8, No. 1 (Winter, 1957), p. 133,〕。しかし、プロットのほとんどはシェイクスピアの創案である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シンベリン」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.