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シーア派[しーあは]
シーア派(アラビア語:、ラテン文字転写:ash-Shī‘a(h))は、イスラム教の二大宗派のひとつで、2番目の勢力を持つ。最大勢力であるもう一方はスンナ派(スンニ派)である。 7世紀のカリフであったアリー〔アリーの父アブー・ターリブとイスラム教の開祖ムハンマドの父とは兄弟で、すなわちアリーとムハンマドは従兄弟どうしである。アリーの母もムハンマドの父方の伯叔母にあたる。またアリーはムハンマドの養子でもあり、さらにアリーの妻はムハマンドの末娘である。〕とその子孫のみが、預言者の代理たる資格を持ち、「イスラム共同体(ウンマ))」の「指導者(イマーム)」の職務を後継する権利を持つと主張する。
== 「シーア」とは == シーアはアラビア語で「党派」を意味する普通名詞で、初期のシーア派の人々が、「アリー派」((、Shī‘ah ‘Alī), と呼ばれたことに由来している。のちには、シーアに単に定冠詞を付したアッ=シーアという語で同派を意味するようになり、宗派の名称として定着した。シーアに属する人のことをシーイー(、Shī‘ī)といい、スンナ派信徒を意味する「スンナに従う人」(スンニー)に対応する。従って、シーアあるいはシーイーに「派」という語を付すのは「派・派」となり厳密に言えば同一語の繰り返しである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーア派」の詳細全文を読む
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