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シーケンス制御[しーけんすせいぎょ] シーケンス制御(シーケンスせいぎょ、Sequential Control)とは「あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御」である。日本工業規格(JIS)の旧規格 C0401 に定義されている。 == 概要 == 機械に行わせる動作を順序正しく覚えさせておくことにより、始動ボタンを押すだけで、後は全部制御装置が仕事を行う場合などに用いられる。 シーケンス制御は、全自動洗濯機・エアコンといった私達の身の周りにある家庭用電気器具をはじめ、信号機・自動販売機・工場の産業ロボットや自動化設備・ビルのエレベーターや自動ドア・発電所や変電所に至るまで、さまざまな装置や設備に使われている。単なるスタート/ストップに限る単純なものから複雑な信号処理を必要とする大規模なものまで存在しており、あらゆる分野で活用され、自動化・省力化に大きく貢献している。 机上の学問ではなく現場の実学であるため、体系化されず軽んじられてきた。しかしPLC(プログラマブルロジックコントローラ)の出現によって処理速度が格段に上がり、リレーシーケンス技術とマイクロコンピュータ(マイコン)技術が融合した。特に工場の生産ラインではほとんどがシーケンス制御を利用していると言っても過言ではない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーケンス制御」の詳細全文を読む
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