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シーズン・オブ・ミスト : ウィキペディア日本語版 | シーズン・オブ・ミスト
シーズン・オブ・ミスト (Season of Mist)は、フランス・マルセイユに本社を置くインディーズレコード・レーベル、レコード会社。別レコード会社リリースの作品をフランス国内へディストリビュートする業務も行っている。マルセイユ以外にアメリカ合衆国ペンシルベニア州にオフィスがある。1996年にミカエル・S・ベルベリアンによって設立された。設立当初からブラックメタルやペイガンメタル、デスメタルなどのアルバムのリリースを行っていたが、徐々に範囲を広げ、アヴァンギャルドメタルやゴシックメタル、パンク・ロックのアルバムリリースをも行うようになった。現在では、シーズン・オブ・ミストはエクストリームメタルシーンにおいて、トップレーベルの一つであるとされる。 シーズン・オブ・ミストは、北米でのリリースについて、EMI Musicと提携し、ディストリビュートをEMI Musicが担っている〔http://www.carolinedist.com/〕〔http://www.emimusic.com/tag/season-of-mist/〕。 == 音楽 == シーズン・オブ・ミストは設立当初から、エクストリームメタルのアルバムのリリースに焦点を当ててリリースを行っていた。エクストリームメタルでも多彩なバンドの作品をリリースしており、アノレクシア・ネルヴォサ、Oxiplegatz、Bethzaida、Kampfarのようなバンドも設立間もないシーズン・オブ・ミストから作品をリリースしている。1999年には、ブラックメタルの大物バンドである、メイヘムと契約を交わしている。この時期から、よりブラックメタル重視の体制が敷かれるようになり、各国のブラックメタルバンドと契約を交わすようになった。例えば、Carpathian Forest、Rotting Christ、アークチュラス、Solefaldが挙げられる。後者2バンドは、シーズン・オブ・ミストのアヴァンギャルドメタル、プログレッシヴメタル志向の面も示している。 ブラックメタルを中心としたシーズン・オブ・ミストの活動であったが、2007年にはより広い範囲の音楽ジャンルを取り扱うようになる。具体的には、ブラックメタルやデスメタル、ドゥームメタル (Saint Vitus)、スラッシュメタルに加えて、プログレッシヴ・デスメタル (Morbid Angel、Cynic、Atheist、Gnostic、Gonin-ish)、スラッジコア (Kylesa、Outlaw Order)、インダストリアルメタル (Genitorturers、The CNK、Punish Yourself)、ハードロック (Ace Frehley)、ゴシックロック (Christian Death)、マスコア (The Dillinger Escape Plan, Psykup)、ガレージロック (1969 Was Fine)、モダンメタル (Dagoba, Eths, Trepalium, Black Comedy)そしてメタルコア (Eyeless, The Arrs)のようなジャンルのバンドと契約を交わしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーズン・オブ・ミスト」の詳細全文を読む
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