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シーチキンとは、静岡市清水区に本拠を置く水産加工品製造販売のはごろもフーズが製造する『「マグロ」又は「カツオ」の「油漬け」又は「水煮」の缶詰』の商品名(登録商標日本第529904号ほか)である。名前の由来は、味が鶏肉のささみに似ていることからである。 == 概要 == * 原料となる魚は、ビンナガ(ホワイトミートと呼ばれる上級品)、キハダ、カツオ(ライトミートと呼ばれる普及品)である。カツオを使用したものは「シーチキンマイルド」と呼ばれる。 * 調理法は大きく分けると2種類で、油漬け(油とスープを一緒に漬けたタイプ)と水煮(油を使わずにスープと水で味付けをしたタイプ)がある。水煮タイプは「素材そのままシーチキン」「オイル無添加シーチキン」と呼ばれる。水煮の一種で食塩・油を一切使わず天然水のみで調理した「食塩・オイル無添加」タイプもある。 * 身の形状も大きく分けると3種類で、ソリッドタイプ(身が塊になっているタイプ)、チャンクタイプ(身が大きくほぐれているタイプ)、フレークタイプ(身が細かくほぐれているタイプ)がある。ソリッドタイプは製造後未開封で約3か月、フレークタイプは約1か月ほどで油と身が馴染み、いずれも製造後半年以上経過した製品は新品より美味しいと言われている。なお、水産缶詰の法令上の賞味期限は3年間だが、通常は期限経過後も相当期間、人体に悪影響を及ぼす品質劣化は生じない〔「猫めしのサジかげん」綱島理友著 1996年朝日新聞社刊 ISBN 978-4022569776〕。 * 「加工食品品質表示基準」に基づき原料・調理法・形状と缶に表記されている。 * サラダの具、サンドイッチの具、手巻き寿司の具、おにぎりの具等に使われる。身がほぐれやすく調理に使いやすいため、上記の4種以外にも、様々な料理に利用することが可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーチキン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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