翻訳と辞書 |
シールドマシン
シールドマシン (shield machine) は、シールド工法で用いられる掘削機。地盤を横に掘り進むことができ、主に地下鉄や下水道トンネルの掘削に利用される。単にシールドとも呼称される。日本国外ではトンネルボーリングマシンの一種として分類されている〔http://www.mmij.or.jp/convention/doc_file.inc.cpx?est=72a42ef8e8add63ea992f546571133cd 全断面トンネル掘進機の開発 〕。 == 概要 ==
シールドマシンは、円筒状が多いが建設するトンネルの形状に合わせて製造されるものである。また、現場の地質などに合わせて作成される特注の機械であり、工事終了時には解体されるかトンネルの外壁の一部として利用されて終わることが多い。外殻がトンネルの外壁の一部として利用されているものは、利用者が目にすることもできる。進行方向側がトンネルの切羽(掘削面)であるわけだが、そこに、おろし金のような細かい刃(カッタービットないし単にビットと呼ばれる)が円周状・放射状に設置された、カッターヘッドという回転する面板があり、それを押し付けることでトンネルを掘削する。 カッタービットは、常に土を掘り分け硬い石を削る過酷な部品であるため、工具鋼、超硬合金や焼結タングステンカーバイドなどの強靭な素材でできている。またマシン本体の外殻は、内部でトンネルが構築されるまでの間、周囲の土圧・地下水圧に耐える役割を果たす。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シールドマシン」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|