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ジェス・マーカ(Jess Maca、男性、1971年12月24日 - )は、フィリピン・ボホール島出身の元プロボクサー。第35代OPBF東洋太平洋バンタム級王者。 == 来歴 == 黒星の多いボクサーであるが、その中にはセーン・ソー・プルンチット、ジェリー・ペニャロサ、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション、池仁珍、長谷川穂積など、実に7人もの世界王者経験者が含まれている他、後の世界王者川嶋勝重には勝利している。 また、日本人選手との対戦成績は11勝2敗1引き分けと大きく勝ち越しており、特に1998年5月から2002年4月にかけては10戦全勝を誇り、「日本人キラー」と呼ばれた。卓越したパンチ力やスピードはないものの技巧に富み、パンチ力はあるが技術的には未熟な日本の有力選手を次々と破っていった。 1990年2月17日、プロデビュー。勝ち負けを繰り返しながらキャリアを積み、1998年5月9日、中村正彦を判定で破り52戦目にして東洋太平洋バンタム級王座を獲得。同王座は7度防衛(うち6度が日本人選手の挑戦を受けたもの)。 2002年11月24日、名古屋国際会議場にて菅原雅兼とノンタイトル戦を行い判定負け。日本人選手に初めての黒星を喫したが、これは露骨な地元判定によるものであった。次戦で長谷川穂積に敗れたのが、実質的な初黒星と言える。 2003年5月18日、東洋太平洋王座8度目の防衛戦。マーカは第3ラウンドにダウンを奪われた末、判定で長谷川に王座を明け渡したのである。 その後もリングに上がり続けたが、2007年7月1日、サーシャ・バクティンに8ラウンドTKO負けを喫したのがラストファイトとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェス・マーカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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