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ジェット・ブラック(英語名:Jet Black 1938年8月26日 - )は、ストラングラーズのドラマー。本名はブライアン・ジョン・ダフィー (Brian John Duffy)。イギリス、エセックス州イルフォード出身。 == 来歴 == パンク・ロック・ニューウェーブシーンの真っ只中、その代表的なバンドの一つストラングラーズのドラマーとして世に出たが、1977年のデビュー時にはすでに38歳であり、年代的にはエルヴィス・プレスリーやバディ・ホリーらと同世代に当たる。 彼はもともと実業界で成功を収めていた人物で、酒類販売業を大規模に行うとともにアイスクリーム製造会社をも営み、アイスクリーム販売用の車両=アイスクリーム・バンを数多く所有していた。 ビジネスの世界では成功していたものの、もともとアマチュアとしてはトップクラスのドラマーで、音楽への絶ちがたい思いを持ちつづけていた彼は、ヒュー・コーンウェルに誘われた時、ヒューの鬼才を見抜きストラングラーズのメンバーになることを決意する。そしてアイスクリーム・バンのうち一台を演奏旅行用に改造し、ストラングラーズはこのバンでイギリス中を回り、旺盛にライブ活動を行った。 やがてストラングラーズはパンクロック・ニューウェーブシーンの中心におどり出ることとなったが、ジェット・ブラックもその特異な髭づらの風貌もあいまって人気を博した。ストラングラーズのライブでは必ず「ジェッ・ブラック!ジェッ・ブラック!」とジェット・ブラックコールが起こるほどである。 演奏技術も巧みで、タメの効いたリズムを正確に刻む。他のパンク・バンドのドラマーの多くが前のめり気味のドラムを叩いたのとは対照的であった。 70歳を過ぎ、近年では心臓疾患によりギグを欠席しがちではあるものの、現在もなおストラングラーズの現役ドラマーである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェット・ブラック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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