翻訳と辞書 |
ジェームス・ウィリアム・ランバス : ウィキペディア日本語版 | ジェームス・ウィリアム・ランバス ジェームス・ウィリアム・ランバス(、1830年 - 1892年4月28日)は、明治時代の日本で活動した宣教師・教育者。アメリカ合衆国アラバマ州出身。神戸婦人伝道学校(後のランバス記念伝道女学校。聖和大学(2009年4月に学校法人関西学院と合併)の前身)の創立者メアリー・イザベラ・ランバスは妻、宣教師・教育者で学校法人関西学院の創立者ウォルター・ラッセル・ランバスは子。 == 経歴 == 1830年、アメリカ合衆国アラバマ州に生まれる〔谷口1986、120頁。〕。祖父と父は宣教師であった。ミシシッピ大学で医学と法学を学んだ後、南メソジスト教会の宣教師となり、1854年に妻のメアリー・イザベラ・ランバスとともに上海にわたり伝道を行った〔谷口1986、120-121頁。〕。1854年11月には長男のウォルター・ラッセル・ランバスが同地で誕生している〔谷口1986、121頁。〕。ランバスは上海を中心に中国各地で伝道を行った。 1886年、宣教師となったウォルターの説得を受け、息子夫妻とメアリーを伴い日本へ渡る〔谷口1986、122-123頁。〕。ランバス親子は神戸外国人居留地47番の自宅に読書館と呼ばれる学校(後のパルモア学院専門学校)を設立し、聖書と英語の講義を行った〔谷口1986、118-119頁。〕。同年、ランバスは居留地内に神戸美以教会(後の日本基督教団神戸栄光教会)を建設。さらに広島女学校(後の広島女学院大学)保母師範科(前述のランバス記念伝道女学校とともに聖和大学の前身〔)の設立にも関与した。神戸を拠点に、広島、岩国、下関、多度津、松山、宇和島、大分などに精力的に伝道、教会建設を行った。 1892年4月28日、神戸外国人居留地47番の自宅で死去。遺体は神戸市立外国人墓地に埋葬された〔谷口1986、126頁。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェームス・ウィリアム・ランバス」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|