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666〜サタン〜の主要人物とキーキャラクターでは、岸本聖史の漫画『666〜サタン〜』に登場する架空の人物のうち、特に主要な人物について紹介する。 == 主要人物 == ; ジオ・フリード : 13歳(第2部からは17歳) 身長:173cm 体重:62kg、血液型不明 : 本作の主人公。世界征服を夢見るO.P.T.(オプト)の少年。ジオの中にいるカバラの悪魔、逆カバラの最高ランクNo.1iに位置する最終記憶兵器である「サタン」によって常に苦しんできた。詳しくはサタンを参照。幼少時に両親を亡くし、内に潜むサタンが出てきては悪さをしていた為、周囲からは「悪魔の子」「不幸を運ぶ」と言われ、散々虐められていた。長年人に裏切られてきた為、人を安易には信用しようとしない。だが、根は優しい性格の為周囲を惹きつける魅力がある。ゼロの弟子になっており、そこで獣の様な戦闘センスを身に付ける。それ以外にも化け物とも言えるサイズの亀やムカデを蹴り一発で倒すなどして、並ならない実力を見せつけていた。 : ルビィと出会いボディーガードとして旅に加わる。旅をする中、O.P.T.としての実力を試す為、オリンポスコロシアムに参加する。試合も順調に勝ち進む最中、ルビィがイカロスに誘拐され、彼女を助ける為仲間達と助けに行く。激しい戦闘を繰り広げイカロスに勝利するものの、サタンに飲み込まれ、さらにクロスに自身の正体がサタンだとバレてしまい、復讐と憎悪に包まれたクロスと激戦。それ以降行方不明になる。 : 第2部では、ロックバードでの出来事の後に海に浮いていたのをゼロに助けられ、サイクロプス人の里で暮らして居た。つばめがいなくなってからはサイクロプス人のリーダーとしての日々を送っていた。平和に過ごして居る際に、偶然ボールが里に落ちたのをきっかけに再会。ルビィがサタンに吸収された事を知り旅に加わる。4年間の間でかなり身長が伸び、ボールでさえもジオだとは判らなかった。つばめ達との戦いの後、クロスやルビィを道具としか見ないミコに対して本気で怒り、チトニウムの体を破壊したものの里を去る時に長老から託された伝説のオーパーツをミコに奪われた。 : その正体は、アダムとイブがルシフェルの暴走を予期してつくられたカバラとは別の試作の情報記憶体。名は、地球の言葉で自由、FREEDOM、と名づけられた存在。ジオ=フリードとは、OMを逆にしたWOから線を二本とった、JIOの後にFREEDをつけた名前。ルシフェルに飲み込まれそうになったが、星すべての人を信じ、サタンを倒した後、ルビィ、クロス、ゼロ、ゼクトなどのレシピ達を共に、神を別の生物のいない星にカバラをとばしていった。 :ボールは星に住む全員の心を一つにしたジオの行動を「世界を征服した」と評した。 : 所持するオーパーツは、威力を倍増させるブーメランの「零式」。後にキリンによって「零式改」へと改造され、形状は三枚刃の手裏剣に変わり、エフェクトも威力が3倍へと変わった。2部からはジオ自身の手によって「零式改R」へと更に改造され、通常は輪っかの状態だが、相手の邪気に反応して刃を形成するものへと変わった。 : また、サタンとの契約により相手のスピリッツを吸収する「ナンバーオブビースト」を左手に刻まれた。使用すればするほどにサタンに精神を乗っ取られる。 ; ルビィ・クレセント : 15歳(第2部からは19歳)。身長165cm、体重45kg、血液型O型 : 本作のヒロイン。幼い頃に父親は死んだとされており、伝説のオーパーツを探して一人旅を続けていた。モンスターに襲われる所ジオと出会い助けられ、それ以降ジオをボディーガードとして雇う。当初は仲間の意味を知らないジオと口論になる事もあったが、その反面彼の優しさや本音を知っていく内に恋心を抱くようになる。 : ロックバードでゾルによって魂が剥ぎ取られた状態でジオの心を取り戻すべく、自らサタンに吸収され、ジオの本来の心を取り戻した後もサタンを抑える為にジオの中に残った。 : 当初はごく普通の少女かと思われたが、実は正カバラNo.10の天使サンダルフォン。天使である為か古代文字を読むことが出来る。 : 第2部では、魂はジオの中、体はステア政府本部にあり、体は純な天使の覚醒体に近づいていたが、魂が戻ったことで復活した。体が戻った際にはサンダルフォンの力の切れ端を感じた影響を受け、サンダルフォンの力が使える様になった。その為、物質のサイズを変えられる様になり、オーパーツの場合はそのオーパーツを進化させることも可能となった。 : 父の形見のヒスイのペンダントはランクSのオーパーツ「ソロモンの鍵」であり、エフェクトは100以上。本来はレシピを目覚めさせるためのものであり、後にジオの右手に埋め込まれた。 ; クロス・ビアンキーナ : 15歳(第2部からは19歳)。身長160cm、体重47kg、血液型A型。 : 元・神の総司令官。O.P.T.で実は正カバラNo.1の天使メタトロン。幼い頃に妹のリリィをサタンによって殺された過去を持ち、その仇を討つためサタンを殺そうとしていた。 : サタンにリリィを殺された後にステア政府に所属し、最前線にいればサタンに会う確率が増えると言うことで神(シン)の総司令官になった。キリンに師事していたこともあり、キリンのことを先生と呼ぶ。神(シン)の総司令官になっただけあってかなりの実力を持っており、後にサタンとの戦いで自分がメタトロンであることを知る。サタンとの激戦後は、ボール達に助けられた。 : 第2部ではボール達と旅をしており、第1部から第2部までの4年間で覚醒体のメタトロンの力を自分の意思でコントロール出来る様になった。また、1部での正義感あふれる表情は戦いでしか見せず、普段は温厚で昼寝好きというおとぼけな性格に変わっている。メタトロンの覚醒体の姿は36枚の羽に胴が炎の柱になった人型で、ミカエルさえも「美しい」と感じさせた。 : 所持オーパーツは妹リリィの形見でもある五連の指輪「ジャスティス(地・帯電水・風・フィールド・ボム)」。ランクはCと、1つ1つは大したことはないが、クロスの力によって凄まじい威力となり、「アース・オブ・インパクト(怒りの大地)」「サンダードラゴン」「ダンス・オブ・ゲイル(疾風の舞)」など幾つもの技を持ち、高ランクのオーパーツを凌ぐ戦闘力を得ている。さらに、天使の力を使えるようになった後は、悪魔に致命傷を与える「五連リリィ・ビアンキーナ」を繰り出せるようになる。 ; ボール : 13歳(第2部からは17歳)。150cm、体重38kg、血液型O型。 : エントツシティ出身のO.P.T.の少年で両親と妹を持っている。ラップの様な喋り方をして語尾に「ヨォ」を付けているのが特徴。丸い物と綺麗な女性(の胸)が好きだが、四角い物は嫌い。 : エントツシティでジオ達と出会い、苦しんでいる皆を助けたい思いから、憧れていたO.P.Tとしての才能を開花。師事したキリンから磁力のエフェクトを持つボール型のオーパーツ「クールボール」を譲り受ける。 : O.P.T.として初めて臨んだ戦いではゼノムのムセシに苦戦の末、勝利。エントツシティでの戦いの後、他の場所でかつての自分達と同じ様に苦しんでいる人々を助けたいと言う思いから、ジオ達と一緒に旅をする様になる。 : 第2部からは、クロス達とジオを探して旅をしており、ゼノムらから「球撃のO.P.T」の異名で名が知られるほど強くなった。クールボールも改造され、4つの球の「トリッキー」されている。 : メイに好意を抱かれているものの、気付いていないがつばめとの戦闘後、無意識に意識している。エピローグでメイと結婚して二人の子供を授かった場面が描かれている。 ; キリン : 元ステア政府のガーディアン部隊でオーパーツの鑑定人でもある。オーパーツの修理も可能である。O.P.T.ではないものの、伝家の名刀の瞬花終刀の使い手であり、見切りの天才と言われ、並のO.P.T.なら瞬殺する実力の持ち主。 : かなりの変人であり、エントツシティのはずれにあった家にたどり着くまでに3つの試練を突破しなければならず、その家にもさまざまな仕掛けがある。また漬け物を漬けるのが好きでいつも持ち歩いている。本人曰く「オレのつけた漬け物は世界一」とのこと。逆に甘いものが苦手。 : ゼノム四天王の孔雀の双子の兄でアドラマレクを寄生させた孔雀に左ほほに傷をつけられ、それが今も残っている。またサイクロプス人の血を引いており、額には第三の目があるものの、かなり体力を使う為に多用は出来ない模様。幼い頃に孔雀と同じ二つ目になるために額の目を潰そうとしたものの額の目が頑丈だった為、代わりに左目を潰した。 ; アミダバ : 元ステア政府のアタック部隊。七色のアミダバと呼ばれるO.P.T.であらゆるオーパーツを使いこなせる。オリンピアの時に天狗という名でロックバードの人間になり済ましていた。何事もアミダクジで決める模様。 : 所持オーパーツは手のタトゥ「レインボー」。七種のタトゥはそれぞれの力を持っており、七色のアミダバの通り名になっている。十八番は重力コントロール。その他、移動用のオーパーツに「ビッグオーフェン改」の操縦も担当。 ; メイ : 第2部から登場するサイクロプス人の少女。ボク少女。幼い頃に兄から他人の耳を引っぱるおまじないを教えてもらった為に、他人の耳を触る癖がある。かなり口が悪くボールとよく言い争いになるが、ジオの前だと一転。当初はジオに恋心を抱いていたが、兄のつばめとの一件以来、ボールに恋心を抱いている様子。ジオに好意を抱いていた頃はルビィに嫉妬していたことも多々あったが、現在は彼女と親交を深めている。つばめとの戦いの際に初めて第三の目が開眼した後にすぐに戻ってしまったものの、続いての対孔雀戦でまたも開眼させた。 : 祖父の隼とキリンと孔雀の父の鷹が兄弟なので、キリンと孔雀は彼女の従伯父にあたる。 ; ゼロ : 狼型の生態型オーパーツで、彼の父親は正カバラNo.4サドキエルの力を持っていた為、群れから追い出された。仲間と連絡を取り合ったりしないので滅多に吠えず、その為に吠えるのが下手。父親が亡くなった後、レシピの核は彼に宿ったが、ジオにも感じさせないほど核の力を押さえていた。今のところジオとジンには彼の言葉が分かる。O.P.T.がいなくてもエフェクトを使えるが、使うと体中の骨がきしむ。幼い頃のジオの師匠でもあり、ロックバードから落ちて海に浮かんでいたジオを助けた。 ; ジャジャ丸 : キリンのペットで「うむ」と言う吠え方をするO.P.T.。第一部の時は丸に顔と耳と足を付けた様な姿だったが、第二部では普通の犬の姿で(何犬かは不明)かなりの大型犬になり第二部の姿はゼロと微妙にキャラが被っている。子供までいる。何故かボールを見下している。 : 所持オーパーツはランクDの「オオカミの骨」で「俊足移動」のエフェクトを持つ。ボール以上に球型のオーパーツを相性がよく、磁力によって宙に浮いて移動するオーパーツ「オーフェン」も使える。 ; ジョジョ丸 : ジャジャ丸の子供。でO.P.T.。第一部の時のジャジャ丸と同じ姿をしている。第一部時のジャジャ丸との違いは、前髪のはね具合が右はねジャジャ丸は左はねであることと吠え方が「なむ」な所だが、最大の違いはボールに懐いていること。ボール曰く「ジャジャ丸より丸い」らしい。である。オルガンが弾ける。 ; ジン : ジオの幼馴染でO.P.T.。「呪いの子」として虐められていたジオの友達となったが、サタンに両親を殺され、それをジオに殺されたと勘違いしてジオを憎む様になり、ジオの命を狙っていた。しかしジオとの戦いで両親を殺したのはサタンと気付き、ジオを救った後姿を消した。 : ロックバードでの戦いの後、ふともも太郎と共に旅をしている。4年間ふともも太郎と一緒に旅をした為かキャラが少し変わっており、何故かゼロの言葉が分かる。5iアスモデウスの偽の核を所持していた為か10iの悪魔ナヘマーに飲み込まれ、ジオと再会した。 : 所持オーパーツは炎のエフェクトを持つ巨大な刀剣「阿修羅」。当初は憎悪のスピリッツによって全てを焼き尽くす黒炎だったが、ジオへの誤解が解けて憎悪が消えた後は、ハンドリング可能な完全燃焼の青炎に変わった。 ; ふともも太郎 : 大食いの男でO.P.T.。オリンピアに出場して予選落ちのはずだったが、係員の目が悪かった為に運良く残ることが出来た。強い相手にお供にならないかと話しかけているものの、ほとんど無視されている。オリンピア終了後はジンと共に旅をしており、寝ぼけたふともも太郎に頭をかじられた経験があるからか、ジンは彼を"あるいみ、サタンよりこわい"と恐れている模様。ジンと10iの悪魔ナヘマーに飲み込まれた。 : 桃太郎を元にして作られたキャラクターであると思われる。同作の主人公が持っているきび団子の名産地は岡山であり、また作者の出身地が岡山であることから作られたキャラクター。所持しているママカリの剣は『南国少年パプワくん』の作者・柴田亜美が考えたオーパーツである。 : 所持オーパーツは腐敗臭を放つランク不明の「ママカリの剣(ゴマ付き)」と、食べることで犬、猿、キジの能力を使うことが出来るランクEの「犬・猿・キジ・きび団子」。 ; カイト : オリンピア出場者でO.P.T.。幼少の頃に父親とダムドの遺跡でルキフグスを見つける。カイト自身は手袋をして素肌でルキフグスに触れていなかった為か寄生されることはなかったが、翌日ユリアがルキフグスに触れて暴走させた時はO.P.T.の為か生き残ることが出来た。それ以来ユリアの腕を元に戻す為に旅をしてオリンピアに出場するも、ボールに敗北。 : 所持オーパーツは重力コントロールのエフェクトを持つランクCの「巨人のナイフ」だったが、ボールとの闘いで破壊された。オリンピア終了後はシュリと共に旅をする様になり、ユリアがカバラに吸収されてからは1年かけてランクAのオーパーツ「ヘビーメタル」を入手。 更に3年かけて使いこなせる様になった。体重を自由に変えることができ、重くすることも軽くすることもできる。 ; シュリ : 元ゼノム側近幹部でO.P.T.。住んでいた街がステアとマーサの戦争に巻き込まれた時に両親がステアの兵に殺された後にゼノムに声をかけられ、ゼノムに入った。しかしオリンピアに出場してからジンとの戦いで心の強さを知り、ゼノムを抜けた後はカイトと共に旅をしていた。セフィロトの欠片を埋め込んだ悪魔の探知機を持っている。小さく「ホント」と言うのが口癖。 : 所持オーパーツは冷気とハンドリング(操作)のエフェクトを持つ鎖型の「レイス」。両親が殺される原因となったオーパーツでもある。オリンピアでジンに破壊された後の第2部では形が変わっている。 ;ユリア : No.3iの悪魔、ルキフグスに寄生されていたO.P.T.の少女。ダムドの遺跡でルキフグスに寄生されて以来、少しでもスピリッツを出すだけでルキフグスが暴走してしまう為、普段は左手を体に縛っていた。オリンピア後、ルキフグスごと逆カバラに打ち込まれていたが、ジオ達がゼノム本部に侵入した際にロックによって逆カバラから開放され、逆カバラのある南極にてカイトとシュリと対峙することになる。カイトの心の力によってルキフグスと分離し、その後はルキフグスのみ再び打ち込まれた。 : 所持オーパーツはランクEの「スカル(破壊)」柄のようなオーパーツで、結局使われることのないまま破壊された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「666〜サタン〜の登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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