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ジオ・プリズム : ウィキペディア日本語版
ジオ・プリズム
プリズム(''Prizm'' )はかつてゼネラルモーターズトヨタ自動車の合弁企業であるNUMMI(ヌーミ)が製造し、ジオシボレーブランドで販売していた乗用車である。
== 概要 ==
プリズムはゼネラルモーターズ(GM)が展開していたエントリーブランド『ジオ』向けに供給されたモデルである。同ブランドでラインナップしていたスペクトラム(いすゞ・ジェミニバッジエンジニアリング)の後継車種として誕生した。生産はNUMMIによって行なわれたため、同企業の初の生産モデルとなったシボレー・ノバの後継モデルにもあたる。NUMMIがトヨタとの合弁事業であることから、プリズムはシボレー・ノヴァ同様、トヨタ・スプリンターがベースとなっている。
プリズムはベースとなったスプリンターの素性のよさからトヨタの品質を受け継いでいたが、市場においてはカローラとは異なり、あくまでGM内製のモデルであるとみなされていた。そのため競合するカローラと比較して有利になるように、販売店においてさらに安価な価格帯が設定されていた。ジオブランド展開中は唯一のセダンモデルであった(カナダではメトロのセダンモデルもあったがアメリカでは販売されていなかった)が、ジオは1998年に終了してしまう。その後はシボレーブランドで供給が開始される。しかしシボレーでの小型車はあくまでより価格の安価なキャバリエがメインであり、プリズムの存在は常に日陰であった。
しかし安価ながら壊れにくいその車体の評価は確かであり、キャバリエのような爆発的なヒットではなかったものの全代通じて約100万台を堅実に販売している。
後にキャバリエと車種統合され、シボレー・コバルトとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジオ・プリズム」の詳細全文を読む



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