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ジナイダ・ユスポヴァ
ジナイダ・ニコラエヴナ・ユスポヴァ公女(, 1861年9月2日 - 1939年11月24日)は、ロシアの名門貴族ユスポフ家の女性相続人。ラスプーチンの殺害者フェリクス・ユスポフの母親として知られる。 == 生涯 == ジナイダはタタールの雄エディゲの血を引くユスポフ家の最後の男系子孫として、また当時のロシア貴族社会で最も裕福な女性相続人として知られ、フェリクス・ニコラエヴィチ・スマローコフ=エルストン伯爵を伴侶に選んだ。彼女は帝政末期ロシアの貴族社会における花形であり、その美貌と惜しみない豪華なもてなしぶりで有名だった。また彼女は公の場でこそないものの、ニコライ2世の皇后アレクサンドラへの厳しい批判を繰り返していた。長男ニコライを決闘で失ったことは、彼女の人生に暗い影を落としている。ロシア革命後、ジナイダは夫と共にローマで亡命生活を送ったが、夫を亡くしてからはパリに移り住み、そこで亡くなった。 皇后の実姉でセルゲイ・アレクサンドロヴィチ大公妃のエリザヴェータ・フョードロヴナの親友であり、皇后に対し、ラスプーチンを信頼しないよう忠告したため、大公妃とともにラスプーチンからは「危険人物」とみなされた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジナイダ・ユスポヴァ」の詳細全文を読む
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