翻訳と辞書
Words near each other
・ ジベンジルエーテル
・ ジベンジルケトン
・ ジベンズ(a,j)アントラセン
・ ジベンゾ(a,j)アントラセン
・ ジベンゾ-18-クラウン-6
・ ジベンゾアゼピン
・ ジベンゾイルモルヒネ
・ ジベンゾチオフェン
・ ジベンゾチオフェンジヒドロジオールデヒドロゲナーゼ
・ ジベンゾフラン
ジベ処理
・ ジペプチジルペプチダーゼ-4
・ ジペプチターゼ
・ ジペプチダーゼ
・ ジペプチド
・ ジペンテン
・ ジペ湖
・ ジホスゲン
・ ジホスフィン
・ ジホスホグリセリン酸


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ジベ処理 : ウィキペディア日本語版
ジベレリン

ジベレリン(ギベレリン、英語: gibberellin、ドイツ語: Gibberelline、略称: GA)はある種の植物ホルモンの総称である。生長軸の方向への細胞伸長を促進させたり、種子発芽促進や休眠打破の促進、老化の抑制に関わっている。また、オーキシンの作用を高めることも分かっている。日本人技師、黒沢英一が世界で初めて発見した植物ホルモンであり、 藪田貞治郎結晶化構造決定をした。
2009年12月現在、136種類が確認されており(現在も発見が続いている)、ジベレリン A1 (GA1) からジベレリン A136 (GA136) と命名されている。農薬として用いる場合は特にジベレリン A3 (C19H22O6) をジベレリンと称することがあり、「ジベレリン」もしくは「ジベラ」として販売されている。生産量、消費量ともジベレリンのうち、A3 が最大である。
== 発見の歴史 ==

*1898年 馬鹿苗病にはカビの一種、Gibberella fujikuroiが寄生していることがわかった。
*1926年 台湾総督府農事試験場の黒沢英一が、Gibberella fujikuroi の代謝生産物に稲を伸長させる作用があることを発見。イネの馬鹿苗病の原因毒素(ジベレリン)が発見された。
*1931年 イネ馬鹿苗病菌の完全世代は ''Gibberella fujikuroi'' と命名された。
*1935年 藪田貞治郎が ''Gibberella fujikuroi'' 培養液から単離し、ジベレリンと命名した。
*1938年 藪田・住木諭介によりジベレリン(ジベレリンA、ジベレリンB)が結晶化された。活性を有するジベレリンAは後に、GA1、GA2、GA3の混合物であることが明らかにされている。
*1951年 マメ科植物の未熟種子エーテル抽出物にジベレリン活性が検出された。
*1959年 ジベレリンの構造が決定した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジベレリン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gibberellin 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.