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ジムカデ(土百足)は節足動物門多足亜門ムカデ綱ジムカデ目に含まれるムカデ類の総称である。狭義にはツチムカデ科ジムカデ属のものを指す。細長い小型のムカデである。ちなみに、ムカデの中で真に百足(51歩肢対以上)なのはこの類だけである。 なお、ツツジ科ジムカデ属の高山植物にジムカデ(漢字で”地百足” 学名:''Harrimanella stelleriana'')という種類がある。 ==特徴== 体型はオオムカデ類に比べて小柄でかつ細身で、脚が短い。符節が非常に多く、大抵は31対以上、種類によっては177や181対以上もの符節となる。頭部は小さく、普通のムカデに見られるような単眼は退化し、先端の毒牙は他のムカデ類よりもピンセットのように突き出す格好となっているが、細くて弱々しい。 他のムカデよりも地中性が強く、ミミズのように細い体を使って、土や枯葉の隙間に入る。反面、脚が多すぎ、短いためか、狭い隙間に入り込むことは出来ても、オオムカデやイシムカデ類ほど素早く動くことはできない。 ムカデを漢字で”百足”と書くが、その要件を満たせる程脚を備えているのは殆どおらず、イシムカデ類やオオムカデ類では脚が足りず、ジムカデ類では多すぎる事になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジムカデ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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