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ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch, 1953年1月22日 - )はアメリカ合衆国出身の映画監督・脚本家である。オハイオ州カヤホガフォールズの生まれ。コロンビア大学卒。 == 来歴 == オハイオ州カヤホガフォールズに生まれた。ドイツ、アイルランド、チェコの血を引くヨーロッパ系アメリカ人の家系で、母親は地元紙で映画や舞台などの批評家をしており、父親はグッドリッチに勤務する会社員だった。幼少期からB級映画やテレビ、芸術に親しんだジャームッシュは、高校を卒業するとシカゴへ移住。ノースウェスタン大学へ進学してジャーナリズムを専攻した。だがすぐにコロンビア大学へ編入して作家を目指すが、パリへ移って10カ月過ごした。その後ニューヨークへ戻り、ニューヨーク大学大学院映画学科修了。1980年の処女作『パーマネント・バケーション』で注目される。同作は大学の卒業制作作品であるにもかかわらず劇場公開された。1984年の第二作『ストレンジャー・ザン・パラダイス』が、その独特のユーモアと、新鮮な演出で絶賛され、カンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞。ジョン・セイルズとともに「ニューヨーク・インディーズ派」の若手映画監督として注目を浴びる。 以降も話題作を発表。2005年には、カンヌ国際映画祭で『ブロークン・フラワーズ』が審査員特別グランプリを受賞した。 初期は、ジョン・ルーリー、トム・ウェイツ、ジョー・ストラマーなど、自身が愛好するミュージシャンたちを俳優としてキャスティングすることが多かった。 また、同世代のインディーズ系映画監督たちとも親交があり、『スリング・ブレイド』(ビリー・ボブ・ソーントン監督)、『ストレート・トゥ・ヘル』(アレックス・コックス監督)、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(アキ・カウリスマキ監督)などに、俳優としてゲスト出演している。 ニューヨーク・メッツファンでもある。 日本の漫画『BECK』の登場人物、ジム・ウォルシュのモデル。俳優のオダギリジョーがジャームッシュの大ファンを公言している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジム・ジャームッシュ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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