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ジメチルグリオキシム : ウィキペディア日本語版
ジメチルグリオキシム

ジメチルグリオキシム (dimethylglyoxime) とは、示性式がCH3C(N=OH)C(N=OH)CH3 と表される有機化合物。ジアセチル(2,3-ブタンジオン)のオキシム誘導体で、外見は無色の固体。
化学式では dmgH2 と略され、水素イオンがひとつ脱離した dmgH- が金属イオンと 1:2 錯体を作る。特にニッケル(II) とは鮮やかな赤色の沈殿を作ることから、その定量分析に用いられる。
== 合成 ==
ジメチルグリオキシムの合成ではまずメチルエチルケトン亜硝酸エステルからモノオキシムを作り、さらにヒドロキシルアミン硫酸ナトリウムを反応させて目的物を得る。
:
ベンジルなど、他の 1,2-ジケトンからも同様のグリオキシム配位子が得られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジメチルグリオキシム」の詳細全文を読む



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