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ジメチルグリシン : ウィキペディア日本語版
ジメチルグリシン

ジメチルグリシン(Dimethylglycine)は、化学式(CH3)2NCH2COOHのグリシンの誘導体である。マメや肝臓で見られる。トリメチルグリシンが1つのメチル基を失うことによって形成される。また、コリンの代謝の副産物でもある。
ジメチルグリシンが最初に発見された時にはビタミンB16と呼ばれたが、実際のビタミンB群とは異なり、食物からジメチルグリシンを得られなくても病気にはならない。これはヒトの体内でもクエン酸回路で合成されるためで、ビタミンの定義には当てはまらない。
==利用==
ジメチルグリシンを運動選手の成績向上薬や免疫増強薬、また自閉症てんかんミトコンドリア病等の治療等に用いる可能性が提案されている。自閉症スペクトラム障害の治療に対しては偽薬とほぼ差がないとの論文も出されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジメチルグリシン」の詳細全文を読む



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