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ジャガー・XJ13 : ウィキペディア日本語版
ジャガー・XJ13[じゃがーえっくすじぇい13]

ジャガー・XJ13とは、イギリスジャガーが1960年代中ごろにル・マン24時間レース参戦を目的として開発し1967年に完成〔『ワールド・カー・ガイド12ジャガー』pp.113-128「スペシャル・セレクション」。〕したプロトタイプレーシングカーである。
ジャガーの最初のミッドシップ式のV型12気筒エンジンのレースカーであり、1台だけが製作されたが、実際にレースに参戦することはなかった。
== 開発 ==
ジャガーでは1960年からDタイプに代わるミッドエンジン・リアドライブ〔方式のプロトタイプ・レーシングカーの開発が議論されていた。しかし経営難により、設計が終了しても1年余り開発に着手されずにいた。結局開発が始まったのが1965年からで、1966年3月に初めての試作車となるXJ13が完成した。
XJ13の流麗なアルミ製ボディを開発したのはCタイプ・Dタイプ・EタイプXJSの開発にも携わったマルコム・セイヤー(''Malcolm Sayer'' )とマイク・キンバリー〔『ワールド・カー・ガイド12ジャガー』p.120。〕で、Eタイプなどとのデザイン近似性がある〔。テールライトはEタイプシリーズ1からの流用〔。
エンジンは新開発のV型12気筒5.0LDOHCエンジンがミッドシップレイアウトで搭載された。ジャガーは1955年ごろから、レース用のV型12気筒エンジンとそれのロードゴーイングバージョンの開発を考えており、1964年に開発されたこのエンジンは基本的に6気筒のXKエンジン2つを共通のクランクシャフトでつなぎ合わせ、バルブの角度や吸気ポートなどいくつかのパーツが異なる設計のものだった。最高出力は502hp〔で、当時活躍していた同クラスのフォード・MarkIVフェラーリ・330P4と互角に渡り合える能力を秘めていたはずだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジャガー・XJ13」の詳細全文を読む



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