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ジャート族
ジャート族(ジャートぞく、)は、インド北部およびパキスタンに住む民族およびカーストである 〔 ジャート族(コトバンク) 〕。 ==概要== ジャート族はもともとインダス川下流のシンド州に住んでいたとされ、中世後期に北方のパンジャブ地方、ヒンドゥスターン平野西部へ移動して、現在はおもにハリヤーナー州、パンジャーブ州などに住み、宗教はヒンズー教、イスラム教、シーク教などである。 ジャート族は17世紀にムガル王朝に対してたびたび反乱を起こし、18世紀にスーラジュ・マルの時代には頂点に達した。ジャート族社会はもともと農耕社会であったが、近世になり都会に住み、裕福な人たちも多い。 現在ジャート族はインドのハーリヤーナ州・パンジャーブ州以外の7つの州で「その他後進階級」(OBC)と認定されているが、2016年ハーリヤーナ州ロータク県などのジャート族はOBCに相当する優遇措置を求めて暴動を起こしている〔 インド首都近郊のカースト暴動 〕 〔 カースト制度に苦しむインド~ハリヤナ州で暴動 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャート族」の詳細全文を読む
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