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ジュリアス・チャロフ : ウィキペディア日本語版
ジュリアス・チャロフ

ジュリアス・チャロフ(Julius Chaloff, 1892年9月2日1979年10月)は、アメリカ合衆国ピアニスト・ピアノ教師・作曲家ロシア系の両親のもとにボストンに生まれる。著名なピアノ教師のマーガレット・ステッドマンと結婚した。息子サージはジャズ・ミュージシャンとなり、ウディ・ハーマンの楽団員として名を馳せた。門弟にも著名なジャズ・ミュージシャンがおり、キース・ジャレットケニー・ワーナーチック・コリアハービー・ハンコックスティーヴ・キューンらを擁する。
少年時代に並外れた楽才を発揮して11歳でニューイングランド音楽院に入学し、アルフレッド・デヴォートーに師事した。6年間在籍した後、17歳でディプロマを修得し、当時最年少の卒業生となった。上級クラスに在籍中に、メイソン・アンド・ハムリン社によるピアノ・コンクールで1位になった(審査員はジョージ・ホワイトフィールド・チャドウィックチャールズ・マーティン・レフラーならびにマックス・フィードラーであった)。
チャロフは長年ヨーロッパに過ごし、ベルリンでポーランド人ピアニストのイグナツ・フリードマンに師事した。作曲と指揮法はフーゴー・カウンに師事している。1913年1月18日に、ブリュートナー交響楽団(Symphonisches Blüthner-Orchester Berlin )と共演してベルリンにデビューし、著しい成功を収めた。
1913年に機械の天才チャールズ・ストッダードと出逢い、アンピコ社のために自動再生ピアノを開発して完成させる。この楽器は、黄金時代の偉大なヴィルトゥオーゾの至芸を後世に伝えるものとなり、ラフマニノフレヴィーンなどのアメリカ在住の著名なコンサートピアニストが、アンピコ社に録音した。チャロフもまたその一人となった。現存する作品はごくわずかであり、チャロフが遺したレコードの数は、次のように数少ない。
* セザール・フランクの《前奏曲、フーガと変奏曲
* ショパンの《舟歌 嬰ヘ長調》作品60
* ショパンの《バラード第4番 ヘ短調》作品52
* ドビュッシーの《夜想曲 変ニ長調》
* エドゥアルト・ゲルトナー(フリードマン編)の《ウィーン舞曲 第1番 変ト長調》
* 自作の《想い出》作品14-1
* フリードマンの《彼女は踊る(''Elle Danse'')》
* バラキレフの《イスラメイ
== 外部リンク ==

* "65343 Chopin Ballade No 4 in F minor", Classical Music on the Ampico (鑑賞にQuickTime が必要)
* Chopin Ballade #4 in F Minor performed by Julius Chaloff, Audio only
* Julius Chaloff performs Debussy's Nocturne in D flat, Audio only (Ampico社のピアノロールによる再生音)
* Julius Chaloff performs Balakirew's Islamey, Audio only (同上)
* Mason & Hamlin AMPICO plays Islamey by Balakirev pb Chaloff




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジュリアス・チャロフ」の詳細全文を読む



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