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ジュート : ウィキペディア日本語版
コウマ


コウマ(黄麻、''Corchorus capsularis'')は中国原産と推定される一年生草本。別名をジュートインド麻標準和名ツナソ(綱麻)といい、熱帯および亜熱帯に生長する。繊維をとる目的で栽培され、インドバングラデシュが主な生産地である。繊維製品はしばしば英語名称のジュートと呼称される。
高温多湿で湿潤な環境を好む。繊維は茎から採取し、水に浸して醗酵させるため、ジュート繊維生産には大量の水が必要となる。100日ほどで生長し、2mから3mに伸び、開花の後、球形の果実を結ぶ。栽培は、冬終わりから春はじめにかけて播種し、夏はじめから半ばにかけて収穫する。花をつけてから実がつくまでのどの時期に刈り取るかにより、生産される繊維の質が左右される。一般に花が終わった時期に収穫したものからもっとも良質の繊維をとることができる。
日本でもかつては九州で栽培された。
なお、ジュートと呼ばれる植物には、同じツナソ属のシマツナソ(''C. olitorius'')があり、こちらも繊維原料として栽培される。シマツナソはアラビア語名をモロヘイヤといい、蔬菜としても栽培される。
== 中国の栽培状況 ==
栽培には高温多湿の環境のうえに、土層が厚く有機質に富んだ砂質土が適しているため、長江以南の大部分が好適地となっている。
現在の主な産地は浙江省広東省湖南省江西省江蘇省などに集中している。とくに浙江省の面積が大きく、銭塘江下流の蕭山南沙地区が全国第1の生産地である。
しかし、現在は低迷しており生産高は世界のわずか4%にすぎない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コウマ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Jute 」があります。



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