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ジョイーレとは兵庫県競馬組合所属の競走馬である。イタリア語で"Gioire"は楽しむ(英語の"joy")の意。メイセイオペラ産駒として初めて重賞制覇を成し遂げた。 == 経歴 == 2005年7月にファーストトライ競走で勝利。小倉遠征をはさんで3連勝で世代ナンバーワンの実力を見せ、兵庫ジュニアグランプリでは地元を含む地方所属最先着の2着と善戦する。しかし、園田ジュニアカップでは2回連続で先着していたウインドファンタジに敗れる。 3歳になってからも兵庫チャンピオンシップはJRAのグレイスティアラ、フレンドシップの3着。兵庫ダービーと菊水賞ではいずれもチャンストウライとの叩き合いに敗れ2着と、なかなか重賞には手が届かなかったが、摂津盃で念願の初重賞制覇。逃げて5馬身差の圧勝だった。 父・メイセイオペラの地元であるダービーグランプリへの出走が期待されていたが、これを回避して前週のオープン特別に出走することが発覚、2着に敗れ実力に見合った現実的なローテーションを組んでいることが分かった。 オープンを叩いて調子を上げた姫山菊花賞は逃げ切り。JBCマイルに登録はあったが、翌日の地元重賞楠賞へ出走。2番手から直線抜け出したところを、同厩舎のロードバクシンにハナ差先着を許した。 続いて園田金盃に挑戦したが、2400メートルの長距離レースは、この馬にとっては厳しいものであり、逃げたものの最後の直線では伸びることなく4着に敗れた。続いての中央競馬との交流重賞兵庫ゴールドトロフィーでは、好位からレースを進めたものの、同じ兵庫のベストタイザンなどにも先着され、7着に敗れた。 2007年、4歳の初戦は、高知競馬場で行われた交流重賞黒船賞に出走するも9着に敗れた。続く地元兵庫のさわやか特別ではゴール前でビッグインディに捕らえられ2着に、兵庫大賞典ではチャンストウライとタガノインディに離された3着となった。続く楽天競馬特別では、タマモビクトリーをハナ差抑え、久々の勝利を挙げる。しかしラジオ関西しらさぎ特別ではベストタイザンの2着に、楽天競馬特別では3着、続く摂津盃では2着、姫山菊花賞では3着となかなか勝ちきれないでいた。しかし、楠賞では、メンバーが揃わなかったこともあり、4馬身差の楽勝で重賞3勝目となった。 2008年はレースに出走せず、全休した。2009年1月のおゝ浜のポン酢特別で復帰し4着となるも、その後勝ちきれず現役を引退した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョイーレ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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