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ジョウカイボン科[じょうかいぼんか]
ジョウカイボン科 Cantharidae は、コウチュウ目に属する昆虫の一群である。見かけはややカミキリムシに似るが、甲虫としては全体に柔らかな虫である。 ==概要== ジョウカイボン科の昆虫は、細長い体に糸状の長い触角を持ち、見かけではカミキリムシ科の昆虫に、あるいはむしろカミキリモドキ科の昆虫に似ている。しかし分類的にはそれらとは遠く、ホタル科などとともにホタル上科に属する。この群は甲虫としては非常に柔らかな体をしている。 食性は肉食で、成虫、幼虫ともに小型の昆虫などを捕食している。成虫は草の上や花などに見られることが多く、幼虫は地上性。 名前は日本の普通種であるジョウカイボン ''Athemus suturellus'' の名から来ている。ただし、この名の意味、由来については不明である。それ以外の種では、この名からボンを外し、○○ジョウカイという風に呼ぶ。英名はSolider beetle であるが、これはイギリスの軍服に似た色彩(赤・黄色・黒)の種にちなんでとのこと〔マクガヴァン(2000)、p.111〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョウカイボン科」の詳細全文を読む
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