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ジョエル・ドーン(Joel Dorn、1942年4月7日 - 2007年12月17日)は、アメリカ合衆国の音楽プロデューサー。ペンシルベニア州フィラデルフィア出身〔〔。アトランティック・レコードの専属プロデューサーとして働いた後、フリーのプロデューサーとして活動を続け、さらに32レコード、レーベルM、Hyenaといった自身のレコードレーベルを設立した〔。 == 来歴 == === アトランティック・レコードでの仕事 === 1961年よりフィラデルフィアでラジオDJとして働き、その後によってアトランティック・レコードにスカウトされ、ヒューバート・ロウズのアルバム『The Laws of Jazz』(1964年)がプロデューサーとしての初仕事となった〔〔。1967年からは正式にアトランティックのスタッフとなり、アーティガンのアシスタントを務める〔。 1960年代にはローランド・カーク、ハービー・マン、マックス・ローチ、フレディ・ハバード、ジャック・マクダフ、シャーリー・スコット、モーズ・アリソン、他多数のジャズ・ミュージシャンの作品を手掛けた〔Joel Dorn | Credits | AllMusic 〕。また、1969年以降はR&B歌手ロバータ・フラックとの仕事も多くなり〔、1970年代にはオールマン・ブラザーズ・バンドやドン・マクリーン等、ロック/ポップスの仕事の比重も増していった。 1972年度のグラミー賞では「愛は面影の中に」によってフラックと共に最優秀レコード賞を受賞し、翌年にもフラックの「やさしく歌って」で同賞を受賞した〔〔Past Winner Search - Joel Dorn | GRAMY.com 〕。また、友人のドク・ポーマスから無名時代のベット・ミドラーを紹介され、彼女のデビュー・アルバム『The Divine Miss M』(1972年)も手掛けた〔。 ソングライターとしての仕事は少ないが、1970年代にはモンゴ・サンタマリアの「ヒッポ・ウォーク」〔Hippo Walk - Mongo Santamaria | Song Info | AllMusic 〕、ロバータ・フラックの曲「ゴー・アップ・モーゼズ」(アルバム『クヮイエット・ファイア』に収録)〔Quiet Fire - Roberta Flack | AllMusic 〕といった曲に共作者としてクレジットされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョエル・ドーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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