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ジョグジャカルタ特別州()は、インドネシア共和国のジャワ島中部南岸に位置する州。州都はジョグジャカルタ市。 現代の標準的なインドネシア語ではヨグヤッカルタのように聞こえる。古い綴りでは Jogjakarta であるため、他の言語ではジョクジャカルタと発音されることが多く、ジョグジャとも略される。名は「平和の町」という意味で、名称に関しては『ラーマーヤナ』物語のラーマ王子の国、アヨーディヤー〔アヨーディヤーの原義は、「難攻不落」の意。中村了昭(2012)『新訳 ラーマーヤナ1(全7巻)』70頁。〕にあやかって付けたといわれる〔同旨、岩本裕(1992)『ラーマーヤナ 1』第9刷 309頁。〕(タイのアユタヤと由来が同じ)。 == 概要 == 南はインド洋に面し、陸は中部ジャワ州に囲まれている。活火山のメラピ山の保水能力と肥沃な土壌により、ジャワ島でも屈指の肥沃な地域である。 ジョグジャカルタ特別州は第1級地方自治体であり、他の州と同等な特別行政地域である。ジョグジャ市のほか、農村部のスレマン県、 バントゥル県、 クロンプロゴ県、 グヌンキドゥル県に分かれる。ジョグジャカルタの都市部の人口は約60万人。 ハイヤットホテルやシェラトンホテルなど外国資本の有名ホテルが立ち並ぶような観光都市と、ガジャマダ大学を中心とし多くの私立大学を有する教育学研都市がジョグジャカルタの表の顔であるが、インドネシア中最低の最低労働賃金が設定されており、アジア屈指の人口密度と貧困率の高さから、他島や都市部への移住者や出稼ぎまたは海外への出稼ぎ者が非常に多い。 保守派イスラムによる2008年のポルノ禁止法にスルタン家が反対活動の前面に立ち、州民共々絶対的なアラブ至上主義イスラムを文化破壊としてとらえるなど、住民は独自の文化と歴史を尊敬する穏健なイスラム教徒が大多数を占める。 京都府とは姉妹都市関係が結ばれている。〔〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョグジャカルタ特別州」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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