|
ジョセフ・ウィーラー(英:Joseph Wheeler、1836年9月10日-1906年1月25日)は、アメリカ合衆国の職業軍人、政治家である。2つの敵対した軍隊で戦時中に将軍として務めた稀な経歴の持ち主である。まず1860年代の南北戦争では南軍の将軍だった。後に世紀の変わり目近く、米西戦争と米比戦争ではアメリカ陸軍の将軍を務めた。 南北戦争と米西戦争の間の期間、アラバマ州からアメリカ合衆国下院議員を何期も務めた。 == 初期の経歴 == ジョセフ・ウィーラーは先祖がニューイングランドの者だったが、ジョージア州オーガスタで生まれ、成人になるまでの大半はコネチカット州の親戚の所で過ごした〔Dupuy, pp. 793-4.〕。しかし、ジョージア州からウェストポイントの陸軍士官学校に指名されたので、自分のことを通常はジョージア人、南部人と見ていた。 ウィーラーは1854年7月にウェストポイントに入学したが、当時の入学基準である身長にやっと達するくらいだった。1859年7月1日に同期の士官候補生22人中19位で卒業し、第1アメリカ竜騎兵隊の名誉少尉に任官された〔Eicher, p. 563.〕。その後ペンシルベニア州カーライルにあったアメリカ陸軍騎兵学校に入り、そこの課程を終えると、1860年6月26日にニューメキシコ準州に駐屯していた騎馬ライフルズ銃隊に転属になった〔。 ウィーラーが「戦うジョー」という渾名を貰ったのはニューメキシコに駐屯してインディアンとの小戦闘で戦ったときのことだった〔。1860年9月1日、少尉に昇進した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョセフ・ウィーラー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|