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ジョゼ・マルティネス(José Carlos Martinez, 1969年4月29日 - )は、スペイン出身のバレエダンサー、振付家。フランス国籍〔Jacq-Mioche, Sylvie, "José Martinez", ''Dictionnaire de la Danse'' (Le Moal, Philippe, ed.), Larousse, 2008, ISBN 978-2-03-583335-8, p.285〕。 1997年から2011年までパリ・オペラ座で14年余りエトワールを務めた。2011年9月からスペイン国立ダンスカンパニーの芸術監督。 == 経歴 == 地中海沿岸の町、カルタヘナに生まれる。9歳のとき〔Chaudon, Marie-Valentine, “Le danseur étoile José Martinez fait ses adieux à l’Opéra de Paris” , ''la-Croix.com'', 15 juillet 2011〕〔重松えり子「インタヴュー ジョゼ・マルティネス」(『季刊 バレエの本』 No.22、1998年1月、音楽之友社、p.77)では「10歳の時」となっており、どちらが真実かは不明。〕、ダンスを習っていた妹を教室に送りに行ったのがきっかけで自身も習い始める。その後14歳のときからフランス・カンヌのロゼラ・ハイタワーの下で本格的にバレエを学んだ。当初フランス語は全く話せなかったという。1987年にローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを獲得し、ヴィオレット・ヴェルディの勧めで〔パリ・オペラ座バレエ学校に入学した。 翌1988年、オペラ座バレエ団に入団。1990年、スジェに昇進する。1992年にはヴァルナ国際バレエコンクール・シニア部門で金賞を受賞し、プルミエ・ダンスールに昇進した。1997年5月、『ラ・シルフィード』 のジェームズを踊った直後、エトワールに任命された。 長身のダンスール・ノーブルであり、『白鳥の湖』、『ラ・バヤデール』 などの古典バレエから、マッツ・エック、ウィリアム・フォーサイスなどのコンテンポラリー作品に至るまで幅広く役をこなした。2005年にはピナ・バウシュ振付 『オルフェーとユーリディス』 で半裸のオルフェウス役を演じた。 2010年12月、翌年秋からスペイン国立ダンスカンパニーの芸術監督に就任することがスペインの文化大臣によって発表される〔José Carlos Martínez, nuevo director de la Compañía Nacional de Danza , ''COPE.es'', 17 Dec 2010〕。2011年7月15日、自ら振付した新作バレエ 『天井桟敷の人々』 の主役バティストを踊り、23年間在籍したオペラ座を引退した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョゼ・マルティネス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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