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ジョン・クルク : ウィキペディア日本語版
ジョン・クルック

ジョン・クラックJohn Martin Kruk , 1961年2月9日 - )はアメリカメジャーリーグで活躍した元野球選手。一部で”クルック”という表記があるが、あきらかな間違いで、正しい発音は”クラック”である。現在はスポーツ専門ケーブルテレビチャンネルのESPNのベースボール・トゥナイトでコメンテーターを務めている。
内野手一塁手)・外野手。左投左打。アメリカ合衆国ウェストバージニア州チャールトン出身。
== 人物・来歴 ==
ドラフトでサンディエゴ・パドレスから指名され入団。メジャー昇格までには5年近くを要し、4月7日にようやくメジャーデビュー。
この年、主に外野手として122試合の出場で打率.309を記録、翌にはベテランスティーブ・ガービーの衰え(この年限りで引退)もあって一塁手のレギュラーを獲得。
主に三番打者として起用され、打率.313、本塁打20、打点91を記録。翌は不振もあり、再び外野での起用も増えた。
シーズン序盤の不振(移籍時点での打率.184)もあり、シーズン途中にフィラデルフィア・フィリーズに移籍。移籍後は打率.331と活躍し、シーズンを通じての打率は.300であった。
一塁・外野両方での起用がまで続くが、には打率.291、本塁打21、打点92でオールスターに初出場し、以後3年連続出場を果たす。
一塁に固定されたには打率.316、本塁打14、打点85をあげてチームのワールドシリーズ進出に貢献。トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズには敗れたが、最高のシーズンを送った。
しかし、のスプリング・トレーニング中に、チームメイトのミッチ・ウィリアムスからの牽制球が股間を直撃。
保護カップが役に立たず、それが原因で精巣癌となってしまった。体重も増加してその年は75試合の出場に終わり、自由契約となる。
翌年はシカゴ・ホワイトソックスでプレイ。休みがちに出場してそれでも打率.308を記録していたが、7月30日の試合でシングルヒットを打ち、代走が送られて試合から退くと、そのまま現役を引退した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 John Kruk 」があります。



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