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ジョン・サーマン(''John Surman''、1944年8月30日 - )は、イングランド・タビストック出身のジャズ・サクソフォン、クラリネット奏者。主にバリトン、ソプラノサキソフォン、バスクラリネット、シンセサイザーをプレイする。 ==人物・来歴== ジョン・コルトレーンの影響が受けているが、特にバリトンを高音から低音まで幅広いレンジで激烈に演奏する独自の吹奏は世界的に評価されており、ヨーロッパを代表するサクソフォン・プレイヤーの一人。また、ラーシュ・グリンにも影響を受けている。 ロンドン教育大学を卒業後、マイク・ギブス、デイヴ・ホランド、ジョン・マクラフリン等と共演する。1966年、マイク・ウエストブルックのビッグ・バンド・アルバムに参加後は数多くのウエストブルックの作品に作曲と共に参加、崇高なソロ演奏は高い評価を得た。1968年、モントルー・ジャズフェスティバルで最優秀ソロイスト賞を受賞した。 自身の作品では1969年、「ハウ・メニイ・クラウズ・キャン・ユー・シー?」で迫力のあるスリリングな吹奏を披露した。1970年にはバール・フィリップス、ステュ・マーティンとアルバム「ザ・トリオ」を録音、フリー奏法を基調とした作品を発表した。同年大阪万博のため、ユーロピアン・ジャズ・オールスターズの一員として来日した。1971年、ジョン・ウォーレンとの共同名義作「テイルズ・オブ・ジ・アルゴンキン」では16人編成のバンドの各プレイヤーが激しいインプロヴィゼーションを繰り広げながらもストーリー性を感じさせる壮大なビッグバンドサウンドを展開した。1970年代後半からはECMレコード専属にて録音し作品を残し続けている。 1995年、2度目の来日。他の共演者はスライド・ハンプトン、ケニー・クラーク、フランシー・ボラン、ジャック・ディジョネット、 チック・コリア、ミッシェル・ポルタル、ケニー・ホイーラー、トーマス・スタンコ、ミロスラフ・ヴィトウス、スタン・トレイシー等が挙げられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・サーマン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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