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ジョン・D・バロウ(John D. Barrow、1952年11月29日 - )は、イギリスの天文学者・物理学者である。専門は宇宙論と数理物理学。 1974年にダラム大学で数学と物理学の学位を取得、1977年にオックスフォード大学モードリン・カレッジで天体物理学の博士号を取得する。ポストドクターとなった2年後には天文学の博士号を取得する。1981年からはサセックス大学で宇宙物理学の教授を務め、1999年以降はケンブリッジ大学の応用数学・理論物理学科教授を務める。 ケンブリッジ大学の「新千年紀数学プロジェクト」(数理科学の社会普及を図る部門)の主宰者であり、一般向けに複数の科学解説書を著している。その著書は日本でも翻訳されている。なお、訳書の名義は「ジョン・D・バロウ」、「ジョン・バロウ」、「J.D.バロー」など、出版社ごとに異なる。 == 著作 == === 単著 === * 松田卓也・訳 『サイエンス・マスターズ4 宇宙が始まるとき』 草思社、1996年2月20日 ISBN 4-7942-0684-4 * 林一・訳 『万物理論 究極の説明を求めて』 みすず書房、1999年12月 ISBN 4-622-03955-9 * 松浦俊輔・訳 『科学にわからないことがある理由 不可能の起源』 青土社、2000年5月15日 ISBN 4-7917-5810-2 * (原著) 『Impossibility : The Limits of Science and the Science of Limits』 Oxford University Press、1998 * 松浦俊輔・訳 『単純な法則に支配される宇宙が複雑な姿を見せるわけ』 青土社、2002年12月15日 ISBN 4-7917-6007-7 * (原著) 『Between Inner Space and Outer Space』 Oxford University Press、1999 * 松浦俊輔・訳 『宇宙に法則はあるのか』 青土社、2004年6月24日 ISBN 4-7917-6124-3 * (原著) 『The Universe that Discoverd Itself』 Oxford University Press、2000 * 松浦俊輔・訳 『宇宙の定数』 青土社、2005年3月8日 ISBN 4-7917-6168-5 * (原著) 『The Constants of Nature. From Alpha to Omega』 Jonathan Cape、2002/Vintage、2003 * 松浦俊輔・訳 『無限の話』 青土社、2006年3月 ISBN 4-7917-6258-4 * (原著) 『The Infinite Book : A short guide to the boundless,timeless and endless』 Jonathan Cape/Pantheon、2005 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・D・バロウ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 John D. Barrow 」があります。 スポンサード リンク
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