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ジョン・パーシング : ウィキペディア日本語版
ジョン・パーシング

ジョン・ジョーゼフ・“ブラック・ジャック”・パーシングJohn Joseph "Black Jack" Pershing, 1860年9月13日 - 1948年7月15日)は、アメリカ陸軍軍人。最終階級は合衆国総軍元帥第一次世界大戦中にヨーロッパ派遣軍総司令官として活躍した。
== 初期の経歴 ==
ミズーリ州ラクデーレ郡に生まれる。陸軍士官学校1886年卒、少尉任官。第6騎兵連隊に配属されてアパッチ族に対する戦役に参加し、勇名を馳せた。特に射撃の名手として名を轟かせ、ピストルは全軍で第2位、ライフルは第5位の成績を残している。
1893年にはロー・スクールを卒業。ネブラスカ大学リンカーン校にて軍事教官を務めたのち、1895年には中尉に昇進し、第10騎兵連隊に配属される。ここではアフリカ系兵士を率いて先住民との戦いで活躍するが、これが原因で大量のクリーク族がカナダへの退去を余儀なくされた。
1897年、陸軍士官学校の教官に任命される。パーシングはその厳しい指導によって士官候補生から恐れられ、先のアフリカ系兵士を率いての活躍にちなんで、「ニガー・ジャック」とあだ名された。第一次世界大戦でパーシングを取材した記者は、この差別的なあだ名を「ブラック・ジャック」(法執行官が携帯する革製小型警棒のことでもある)とやわらげて報道したため、現在ではこちらの名が広く知られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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