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ジョン・ホークウッド
ジョン・ホークウッド(英語:''John Hawkwood''、1320年 - 1394年)は、14世紀イタリアにおける、イングランド出身のコンドッティエーレ(傭兵隊長)である。百年戦争でイングランド軍に従軍した後に傭兵となり、イタリアに渡った。その後30年以上の間、都市国家が乱立し分裂状態が続くイタリアにおいて、教皇をはじめ多くの勢力に仕えた。なお、ジャン・フロワサールは彼をアクード(Haccoude)としており、イタリアではジョバンニ・アクート(Giovanni Acuto)と呼ばれる。 == 生涯 ==
=== 百年戦争 === 青年期以前におけるホークウッドの経歴ははっきりとは不明であり、彼がどのように傭兵となったかもやはり不明な点が多い。もっとも受け入れられている説では、彼はイングランド、エセックス(en)のサイブル・ヘディングハム(Sible Hedingham)の革なめし職人の次男であり、後にロンドンに奉公にだされたという。兵士となる前、彼は仕立て屋をしていたとする説もある。 彼は百年戦争初期においてイングランド側として参戦したとされる。また伝承によれば、クレシーの戦いおよびポワティエの戦いにおいて、どちらか一方、もしくは両方に参加したとするが、どちらも参戦したという明確な証拠が無い。ほかの伝承では、エドワード黒太子が騎士の位を彼に与えたとするが、こちらも記録がない。なお、彼の百年戦争における軍歴は1360年にブレティニィ仮和平条約(後のカレー条約、en)が締結され休戦期間に入ったため、終わりを告げることになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・ホークウッド」の詳細全文を読む
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