翻訳と辞書 |
ジョン・マグルーダー
ジョン・バンクヘッド・マグルーダー(John B. Magruder、1807年5月1日-1871年2月19日)は、アメリカ合衆国の職業軍人であり、3つの国の軍隊で仕えた。米墨戦争ではアメリカ陸軍士官、南北戦争では南軍の将軍、最後にメキシコ帝国軍で将軍を務めた。軍隊の僚友からは「プリンス・ジョン」と呼ばれた。マグルーダーを最も有名にしたのは、1862年、南北戦争の半島方面作戦で北軍ジョージ・マクレラン少将を手の込んだ偽装で欺き、南軍が実際よりも勢力に勝っていると信じさせたことで、北軍の動きを遅らせたことである。また1863年初期には、北軍の陸軍と海軍による攻撃からテキサス州ガルベストンをうまく守り通した。 == 初期の経歴 == マグルーダーはバージニア州ポートロイヤルで生まれた。初めはバージニア大学で学び、そこで1人の学生として元大統領トーマス・ジェファーソンと会食する機会があった。1830年に陸軍士官学校を卒業し、第7アメリカ歩兵連隊の少尉に任官された。その後第1アメリカ砲兵連隊に転属となった。 マグルーダーはフロリダ州で第二次セミノール戦争に従軍し、続いてウィンフィールド・スコット将軍のもとでメキシコ占領軍に仕えた。セルロ・ゴードの戦いで「勇敢で称賛に値する行動」で少佐に名誉昇進し、チャパルテペクの戦いでの襲撃における勇敢さで中佐に名誉昇進した。その後、カリフォルニア州の辺境とカンザス準州のレブンワース砦での任務に就いた。 プリンス・ジョンは背が高く派手な色男だった。よくテノールで歌っていたが、その時以外は舌足らずの話し方をした。その余技は歌を作ることとコンサートを行うこと、素人劇を上演することであり、平時の守備隊任務では退屈さを紛らすものだった。この芝居好きが南北戦争で役立つことになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・マグルーダー」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|