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ジョージ・グローブス : ウィキペディア日本語版
ジョージ・グローブス

ジョージ・グローブスGeorge Groves、男性、1988年3月26日 - )は、イギリスプロボクサー、元キックボクサーロンドン出身。ウィルフリード・ザウアーランド (Wilfried Sauerland) が代表兼プロモーターを務めるザウアーランド・イベント所属。打撃戦を好み、打ち下ろしのフックが最大の武器。
== 来歴 ==
7歳の時にグローブスの非常に内気な性格を心配した父親に連れられキックボクシングを始め、ジュニアヨーロッパ王者、ジュニア世界王者になっている。その後アマチュアボクシングへ転向。
アマチュア時代の戦績は76勝66勝10敗。66勝のうち40勝がストップ勝ちで強打を誇った。
プロへ転向して、デビッド・ヘイが主催するヘイメーカー・プロモーションズと契約を交わした。
2008年11月15日、グローブスはO2アリーナでデビューを果たし6回判定勝ちを収め白星でデビューを飾った。
2009年4月25日、サンドラ・ポルガーと対戦し初回1分54秒TKO勝ち。
2010年4月3日、マンチェスターマンチェスター・アリーナでコモンウェルイギリス連邦スーパーミドル級王者チャールズ・アダムと対戦し6回2分51秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2010年7月31日、アメリカデビュー戦をネバダ州ラスベガスマンダレイ・ベイ・イベント・センターでアルフレド・コントレラスと対戦し6回48秒TKO勝ちでアメリカデビューを飾った。
2010年11月13日、マンチェスター・アリーナでケニー・アンダーソンと対戦し6回2分35秒TKO勝ちで初防衛に成功した。
2011年5月21日、02アリーナで自身の持つコモンウェルイギリス連邦スーパーミドル級王座とジェームス・デゲールの持つBBBofC英国スーパーミドル級王座を懸け対戦し、2回1分18秒TKO勝ちを収めコモンウェルス王座の2度目の防衛に成功、BBBofC英国王座の獲得にも成功した〔正規王者クレバーリー、急造挑戦者をストップ ボクシングニュース「Box-on!」 2011年5月22日〕。
フランク・ウォーレンと3年契約を発表しプロモーターを変更する。
2012年12月15日、ロンドンエクセル展覧会センターで元IBF世界ライトヘビー級王者グレンコフ・ジョンソンと対戦し、3-0(2者が120-107、119-109が1者)の判定勝ちを収めコモンウェルス王座の3度目の防衛に成功した。
2013年5月25日、02アリーナでノエ・ゴンサレスとWBAインターコンチネンタルスーパーミドル級王座決定戦を行い、5回51秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2013年11月23日、マンチェスター・アリーナでWBA・IBF世界スーパーミドル級スーパー王者カール・フローチと対戦し、初回からダウンを奪う優勢な試合運びを見せていたが9回にフローチが反攻に転じたところで試合が止められ、プロ初黒星となる9回1分33秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した〔 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月24日〕。しかし、リングサイドで観戦していたデビッド・ヘイやアミール・カーンが苦言を呈したほどレフェリーのストップが早く、試合ストップまで3人のジャッジすべてがグローブスの勝ちと採点していた事で物議を醸した。
2014年5月20日、ザウアーランド・イベントと契約を交わして所属選手になったことを発表、これまではエディ・ハーンのマッチルーム・スポルトと試合ごとにプロモーター契約を交わしていた。
2014年5月31日、ウェンブリー・スタジアムでWBA・IBF世界スーパーミドル級スーパー王者カール・フローチとダイレクトリマッチで対戦し、8回2分34秒KO負けを喫し王座獲得に失敗、6ヵ月ぶりの再戦で雪辱を果たすことが出来なかった〔 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月1日〕。
2014年9月20日、ウェンブリー・アリーナでクリストファー・レブラッセの持つEBU欧州スーパーミドル級王座並びに空位のWBC世界スーパーミドル級シルバー王座を懸け対戦し、3-0(118-110、118-110、117-111)の判定勝ちを収めEBU王座の獲得に成功、WBCシルバー王座の獲得にも成功した。
2014年11月22日、エコー・アリーナ・リバプールでデニス・ドウグリンと対戦し、7回2分54秒TKO勝ちを収めWBC世界スーパーミドル級シルバー王座の初防衛に成功した。
2015年9月12日、アメリカのMGMグランド・ガーデン・アリーナにてフロイド・メイウェザー・ジュニアVSアンドレ・ベルトの前座でWBC世界スーパーミドル級王者バドゥ・ジャックと対戦し、初回にいきなりダウンを奪われ、1-2の判定負けを喫した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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