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ジョーダン・196
ジョーダン・196は、ジョーダン・グランプリが1996年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。開発責任者はゲイリー・アンダーソン。1996年の開幕戦から最終戦まで使用された。 ==概要== プジョーエンジン搭載2年目は、ギャラハー(英:Gallaher Group)社のたばこブランド、ベンソン&ヘッジス(英:Benson & Hedges)がメインスポンサーに就いた。シーズン開幕時はカメラ映りを考慮してマシン全体が黄土色にペイントされていたが〔かつてロータスのマシンがJPSカラーに塗られていた時も、金色のストライプは黄土色で表現していた。〕評判が良くなく、数戦後にはシャンパン・ゴールドに変更された。 毎年コンセプトが変わっていたフロントウィングは、ハイノーズの2点吊り下げ式に定着した。サイドポンツーンは前後に細長いふたつのラジエターインテークが開口する珍しいデザインを採用した。 この年、ドライバーの側頭部を保護するサイドプロテクターの装備が義務付けられた。他チームは規定通りの大型プロテクターを取り付けたが、ジョーダンはコクピット前方に小さなフィンを付け、ロールバーを前後逆向きに取り付けるというアイデアでプロテクターの傾斜角を抑えた(コクピット前方とロールバー頂点を結んだ仮想線が基準となるため)。空気抵抗を減らすことが出来るため、他チームも翌年以降この手法を取り入れるようになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョーダン・196」の詳細全文を読む
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